ブレイカーが落ちた。
3TBの外付けHDにモロ、アクセスしているときにだ。
ジャーナル付きのファイルシステムだからだいじょうぶだろうと思っていたらだいじょうぶじゃなかった。
マウントしない。
色々やってみたけれど、だめ。ぎゃあ。動画や自炊したPDFはここにしか、ないのだが。
でもなぜか、ずっとアクセスランプが点きっぱなし。アクティビティモニタをチェックしてみたらfsck-hfsとやらが動いている。
もしかしたら復旧するのか、と一晩、放っておいた。
朝、起きたらマウントされていた——けれど、早くバックアップしろとメッセージがでている。
バックアップするための3TBのハードディスクなわけで、それをどこかにバックアップしろとはなんと、ご無体な……。あちらこちらの隙間にファイルをコピーする。さすがに全部は無理で、大部分の動画と写真はあきらめた。
もしかしたらAPFSに変換したら復旧するかもと甘い期待を抱いたけれど、甘かった。エラーがでた。
なんとか部分的には元に戻したけど、なんか絶対、いるファイルを消してしまったような予感がする。
2019年2月25日月曜日
3TBふっ飛んだ
2019年2月23日土曜日
thread
Emacs26から追加されたthreadを試してみる。
(thread-join (make-thread (lambda()"123"))) nil
あれ? nil?
ABCLだと
CL-USER> (THREADS:thread-join (THREADS:make-thread (lambda()"123"))) "123" T CL-USER>
lambdaの返却値を返すのに。多値だけど。
SBCLもそうだ。こっちは多値じゃないけど。
CL-USER> (SB-THREAD:JOIN-THREAD (SB-THREAD:MAKE-THREAD (lambda() "123"))) "123" CL-USER>
ふむ。
2019年2月21日木曜日
やはり「Magic TrackPad2」もUSBトラックパッドとして使えるのだった
「Magic Keyboard」がUSBキーボードとして使えることを知って当然、こうも考えた。「Magic TrackPad2」も同じじゃね? バッテリーが一桁台になるまでまで待って試してみたところ、やはり使えた。bluetoothに接続されてないのに操作できた。MacBook Airに繋いでだけど。
なんてことだ。
このことを知っていれば、とりあえずキーボードを買ったり、マウスを買ったりしなかっただろうに。まっすぐ「Magic Keyboard」と「Magic TrackPad2」を買っていたんじゃないか? わからないけど。
USBキーボードやマウスはとりもなおさず、「Beelink S1」の起動時、GRUBでOSを選ぶ必要があったからだ1。普段はUbuntuをデフォルトにしているからいいのだけど、Windowsが必要なときもある。そう思っていたのに。
そうか。「Magic Keyboard」が使えたのか。orz
——無駄は嫌いじゃない(負け惜しみ)。
Footnotes:
起動時にはbluetoothは使えないから。
2019年2月19日火曜日
デヴィッド・クローネンバーグ監督「スキャナーズ」
2019年2月17日日曜日
たどり読み
巻末によく参考文献が載っている。
中にはおもしろそうなタイトルのものもある。
これをたどって読んでいったらおもしろいんじゃないか?
以前からそう思っていたのだ。それで今年に入ってちょっと試してみようか、という気になったのではじめた。
ナシーム・ニコラス・タレブ「反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」からエリック・エイブラハムソン/ディヴィット・H・フリードマン「だらしない人ほどうまくいく」へ。それらの参考図書1のリストをつくっていてふと気づく。あれ、このままだと収束しないんじゃないか?
どんどん候補の本が2増えていくだけじゃないのか?
さすがに幾何級数的増加ということはないだろうけど。
そもそもナシーム・ニコラス・タレブ「反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」の参考図書って83冊もあるんだよねぇ。
うーん。もうすでに飽きてきている。
それにこれだと、延々、過去にのびていくだけなんだな。
Footnotes:
もちろん邦訳されたもの、日本語のもののみだけど。
候補の本を選ぶために、y-goto-randam-lineをつくったのだった。
2019年2月15日金曜日
Emacs 26にバージョンアップ
あれ?
MacBook AirからEmacsが消えてしまった。
なぜだ。あっ、26は残っている。そうか。うっかり「brew upgrade」してしまったからかぁ。cleanされてしまった。
わざわざ、Emacs 25にダウングレードして使っていたのに。
元に戻すのが面倒なのでEmacs26をそのまま、使いはじめただけれど、自前のツールが「insert-string」がない、と動かない。そういえば、25のとき、なんか、ワーニングがでてたっけ。「insert」に置換しなきゃ、と。
バッファの開き方が変わったみたいで、普段はあまりチェックしない「GNU Emacs NEWS」をながめてみたら「thread」という文字が……。
ついにサポートするんだ。
2019年2月13日水曜日
ランダムな行に移動する
Emacsのひらいているバッファで適当な行へジャンプするものをつくった。
引数は飛び先の行を判定する条件をコントロールするもの。
(y-goto-randam-line 'oddp)
これで奇数行だけにジャンプする(はず)。
——これが何の役に立つのか?
立たないかもしれない。
2019年2月11日月曜日
もしかしたらMagic KeyboardはUSBキーボードとして使えるんじゃね?
重量を調べるためにMagic Keyboardの技術仕様をながめていたら気になる項目を見つけた。
「接続と拡張性」にLightningポートがはいっている……。
充電用のポートだから「接続」ということだよね……。
あれ、もしかしたらUSBキーボードとして使える、という意味?
=> MAGIC KEYBOARD は普通にUSB接続でも使える
なんと!
某国産キーボードのブルートゥース版とは大違いだ……。
やってみたらほんとに使えた。
2019年2月9日土曜日
Magic KeyboardをつないだらiPadはMacBook Airのかわりになるか
手持ちのiPad ProとMagic Keyboardをペアリングをしてみたところ、さすがにキー入力はキーボードが楽。
それならMacBook Airのかわりになるんじゃね?
重量的にも半分ぐらいになるし。
いいね。いいね。ひとり悦に入っていたけれど、障害がひとつ。ぼくはEmacsのキーバインドに毒されている。もう元の身体にはもどれない。iPadで動くEmacsがあれば、いいけど、ない——Vimはあるのに。
「Not Emacs」は日本語入力ができなかった。
じゃ、RaspberryPiにVNCか、sshで接続してそちらのEmacsを使えば、いいんじゃね?
RaspberryPiなら携帯バッテリーで動かせるだろうし、ホストにしてWifiでLANを構成できるはずだ。いいんじゃね?
ちょっと部品が多いのが難だけれど、重量的にはどうなんだろう。
iPad Pro | 437g |
Magic Keyboard | 231g |
携帯バッテリー | 180g |
RaspberryPi | 100g? |
合計したら948g……。
あれ、MacBook Airとかわらん。
バラバラになっている分、いまいちかも……。
そもそもiPadのエディタがEmacsのキーバインドをサポートしてくれていれば、問題ないのだよな。
=> iPadでもemacsのキーバインドの一部を使うことができます
そうなのか。
知らんかった。
でもやはり、MacBook Airのかわりは無理かな。MacBook Airのかわりというか、Emacsのかわりなんだけど。
2019年2月7日木曜日
grep in the eshell
知らないということは怖ろしいもので。
「Emacs for Windowsでfind-grepっぽいことをする」とかよりもっと簡単な方法があった——単純にeshell上でgrepを使えば、よかったのだ。eshellだと。
**/*
で、カレントディレクトリの下を再帰的に展開してくれるので
grep hogehoge **/*
で、ごっそりgrepがかけることができるのだった。
2019年2月5日火曜日
なーんも覚えてない
ナシーム・ニコラス・タレブ「まぐれ—投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」を再読しているときにふとブクログを見返した。基本的に読み終えた本はブクログに登録しているのだけれど——忘れることもある——、表紙の一覧をつらつら眺めていて思ったのは。
なーんも思い出せん、ということだった。
覚えていない。
もちろん断片的な記憶はあったりするのだけれど、「まぐれ」のようにすっかり、記憶ちがいをしているようなこともあるわけで。
読んだこと自体、忘れていたりもして。
すべては無駄だったのか?
そんな気分にさせられてしまった。
別に人生を前進させるために読んでいるわけではないのでいいのだけど。
かつては——中学のころ——読んだ百冊近い本のタイトルをすべて書き出すことができたのになぁ。
2019年2月3日日曜日
ナシーム・ニコラス・タレブ「まぐれ—投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」を再読
めずらしく、ナシーム・ニコラス・タレブの「まぐれ—投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」を再読した。「めずらしく」は本のタイトルにではなく、「再読」にかかっている。ぼくはほとんど読んだ本を読み返さないからだ。
理由はなんとなくで、世の中には本がたくさんあるからかもしれない。
ただでさえ、読書スピードはおそいのに。
いや、本を読まなれば、いけない、ということはないのだからそんなこと、気にしなくてもいいのだけど。
初読は2009年9月30日のことだった。
この本が端緒になって「確率」や「偶然」をモチーフにした本を読むようになった記憶がある。「まぐれ」のあとにレナード・ムロディナウの「たまたま」や、マイケル・カプラン/ エレン・カプランの「確率の科学史」を読んでいるのだからたぶん、そうなのだろう。
元々は行動ファイナンス関係の本が先駆けだったかもしれないけれど。
そもそも——。
再読しようと考えたのは年始に同じ著者の「反脆弱性」を読んだからだ。「まぐれ」のころから考え方は一貫している、というような記述があって1、たしかにベストセラーになった「ブラック・スワン」は「反脆弱性」と通底しているけれど、「まぐれ」はそうだったっけ、と思ったのだ。
ところがそうだった。
というか、「まぐれ」にも「黒い白鳥問題」がでてきているじゃないか。
そして、ポパーを読むきっかけにもなったことを思い出した。Rに触れるようになったのもそうだ。
内容はすっかり思い出せなくなっていたのだけれど、「癌の告知」と「偽陽性」のことはどういうわけか、覚えていた。ところがそのふたつをつなげてひとつのエピソードとして覚えていて、それは偽の記憶だった。
本の中ではたしかに「癌の告知」を受けた***がその確率を調べて安心する、というシーンがある。けれど、その確率は生存率のことで、偽陽性の確率ではなかったのだ。偽陽性の確率を知って医者のいっていることをまちがいだと***が思ったという風に話がすりかえられてしまっていた。
なんとまぁ。
なんというポンコツな頭なことか。
Footnotes:
ほんとうにあったのかな?
2019年2月1日金曜日
searchでひっかかった文字列を取得したい
searchでひっかかった文字列を取得したい。
文章にしてみて矛盾していることに気づいた。検索する文字は最初からわかっているのだからわざわざ、バッファから取得する必要はないじゃないか。
もちろんそうじゃない。
検索文字列に正規表現を使うこともあるからだ。
というわけで。
「search-forward-regexp」で検索して「thing-at-point 'line」で一行、選択してそこから……とツールをつくっていてなんかかったるいなぁ、と思っていてふと、自分の馬鹿さ加減に気づいた。
昔からちょっと疑問だったのだ。
「search-forward*」系は見つかった文字のうしろにポイントが位置づけられる。「search-backward*」系は逆に前に位置づけられる1。どうしてどちらかにそろってないんだろう……。馬鹿だった。
というのも
(setq end (search-forward-regexp x)) (setq start (search-forward-regexp x)))
で、見つかった文字列の前後の位置が簡単にわかるのだから「buffer-substring-no-properties」を使って文字列を取得できるじゃないか。
(buffer-substring-no-properties start end)
ああ、なんという……。
Footnotes:
よくよく考えたらそれで自然なのだけれど。