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2021年2月10日水曜日

純資産

 情報がうまくつながっていなくてわからなかったことが、ふいにつながってあっと思うことがよくある。つながってしまうと、なぜ、わからなかったのか、気づけなかったのか、理解すらできなくなってしまうのだけれど。ただの馬鹿? 1

 たとえば、GnuCashに純資産という項目がある。
 資産、負債、収益、費用はまぁ、わかる。だけど、純資産って何? 資産とはちがうの? 何なの? おいしいの?
 気づいたのはついこのあいだ——風呂につかっているときである。アルキメデスか。エウレカ。

 貸借対照表(バランスシート)はざっと次のような構成になる。

 ——純資産ってあるじゃん。
 そもそもGnuCashを使うようになったのは貸借対照表(バランスシート)が作成できるからだったのに。

 いいわけをするなら、GnuCashの勘定科目としての純資産はバランスシートの純資産とは若干、ちがう。純資産の合計がイコール、バランスシートの純資産になるわけではない。実際にバランスシートを作成すると、値がちがうから。ただ、概念としてはバランスシートの純資産だろう。

 最初、100万もっていたとする。

 GnuCashの初期入力は純資産に計上するというのは上記のようになるからだ。
 で、親に50万、借金した。

 すると構成はこうなる。
 そして、親が死んで借金を返さなくてよくなったら。

 となるわけだ。

 簡単明瞭、シンプル。

Footnotes:

1

笑ってしまうのは以前にもまったく 同じことをいっている。しかも同じGnuCashがらみ。

2019年9月4日水曜日

予定取引

 知っているのにわかってなかった、というのをあらわす言葉はなんていうんだろう……。

 お金の管理にはGnuCashを使っているのだけど、毎回、入力するのがやはり面倒で、こういうのは小まめに入力するのが吉——というわけで毎日、入力している。そうすると、同じ項目の入力がくりかえされていることに気づく。
 ある日、取引をコピーすれば、いいことに気づいてそれでずいぶんと入力が楽になった。
 それでも月いちとかに発生する取引——家賃とか、生活費とか、駐車場の支払いとかの入力するのがなぁ……表をたどってコピー元になる取引を探さなければならないのでやはり面倒くさい。
 うーん……。
 ——これって予定取引を定義すれば、いいんじゃね?
 おくればせながらようやくそのことに気づいた。予定取引の存在は知っていたのに。
 そういうことに使うということにまったく気づいてなかった……。

 やはりこういうものをあらわす言葉は——愚かもの?

2016年1月22日金曜日

GnuCashつらつら

 ありとあらゆるお金の出し入れをGnuCashに入力して——ようやく三年近くのデータがたまった。つらつらながめていて年間、どのくらいお金をつかっているのか、ようやく判明した。
 たとえば、勘定科目ツリーウィンドウの費用の「合計(期間)」が一年間、かかった費用ということになる。1普通には収入があるものなので、それは収益が該当する。で、年間の利益(収益 - 費用)はサマリーバーに表示される。これがプラスなら資産は増えたということでよろこばしい。マイナスは資産が減ったということだ。通常はここはプラスだろう。2
 ただしここには株式投資のキャピタルゲインは計上されない(ようだ)。3
 それは資産の項目になる。
 ある意味、これは当然で株式の購入、売却は通常、資産の項目間の移動になるからだ。手数料などは費用に計上されるが、100万円のキャピタルゲインは資産の100万円の増加としてしか、あらわれない(と思う)。4
 サマリーバーの純資産は今、この瞬間(会計期間の最新)の状態で、これがマイナスということは借金生活をしているということにほかならない。
 待て。ほかならないなんていっている場合じゃないじゃないか!

 つくづく思うのは社会人になってからのデータが全部あればなぁ、ということだ。ながめているだけで一日、飽きないような気がする。

Footnotes:

1

会計期間は「設定 >> 会計期間」で設定できる。

2

マイナスは年々、手持ちのお金が減っていっているということである。

3

配当金は収益として計上される。

4

そうやって考えると、キャピタルゲインに税金がかかるのは納得がいかないことかもしれない。銀行口座を移しかえたのと同じことなんだから。手数料がかかるのはしかたないとしても。

2013年9月26日木曜日

GnuCashを使いはじめて半年がたった

 GnuCashを使いはじめてから半年ちょっとがたったのだけれど、けっこう気に入っている。いじっているうちに理解が進んだからだろう。かなりなんちゃって運用だけれど。会計についてまともに習ったことはないからこれはまぁ、しかたない。
 数字を追いかけているうちにわかったこともある(わかったと思っているだけ?)。

 元々、貸借対照表を出してみたかった。
 ちょっとかっこいいじゃん。
 それだけではなく、負債を認識するためでもある。お金の管理はこづかい帳のように入出金のフローだけではないからだ。純資産(資産 - 負債)がマイナス(つまり借金まみれ自転車操業ということだ)なんてつらすぎる。GnuCashではサマリーバーにその「純資産」が表示されていて、そのことに気づいてGnuCashがますます気に入った。
 もちろんGnuCashでは貸借対照表を出力することもできるのだが。

 そして、サマリーバーの「利益」は会計期間のフローである(「編集>設定>会計期間」で設定)。つまり今年、いくら稼いだか、という金額。「収益(期間) - 費用(期間)」である。ここは通常、プラスのはずだが、マイナスなら生活はいつか、破綻するということだ。稼ぐより消費が大きいということなのだから。
 ちなみにぼくは現在、ここはマイナス(収入がないのだから当たり前)なのだが、どうなっているか、というと資産(貯金)を食い潰しているということである。だからこそ純資産の把握が必要なのだ。サマリーバーの「純資産」が食い潰せる限界ということになるのだから。
 あれ? もしかしたらけっこうやばい?

 問題は馬券の収支だ。
 馬券ももちろん、お金の出し入れなのでGnuCashで管理すべきだ。そうしないと馬券で生活を破綻させることになりかねない(いや、それ以前の問題か)。
 普通に考えると、費用と収益にそれぞれ、「馬券」という勘定科目を設けるべきだろうな、と思うのだが——馬券の購入金額を費用として計上し、的中馬券の払戻金を収益として計上する、というわけだ。
 差額が競馬にかかった金額である(通常はマイナス)。
 ただ、このやり方だと、パッと目、競馬に勝っているのか、負けているのか、わからない。その上、費用のサマリーが異常に大きくでてしまうことになる。年間の馬券の購入金額はけっこうなものになるからだ。生活を果せなかった「馬券生活」のころには一年間に1千万近く馬券を買っていて驚倒したことがある。
 今もそれなりのはずだ。
 そうすると、やはり収益に「馬券」という項目を作成して費用はマイナス計上すべきなのだろうな。そうすれば、馬券の項目のサマリーが収支ということになる(勘定科目ツリーウィンドウで見ることができる)。

 ちなみに費用に「馬券」という項目を作成して収益をマイナス計上しても話は同じなのだが、それだと、最初から負けを認めているようなので却下だ。

2013年2月20日水曜日

GnuCashとKMyMoney


 元々、iPhoneにiBearMoneyというアプリをいれるくらいだから(今はMoneyというアプリになった。iBearMoneyがMoneyになったのだ)こづかい帳ではなく、財務管理ソフトが欲しいなぁ、とは思っていた。管理しなければ、ならないほど、お金があるわけじゃないが、手持ちのお金を借金との差分として認識しておきたかったのだ。こづかい帳だと、お金の出入りなのでクレジットとかの把握がむずかしいだろう、と。実際にそうなのかは使ってないのでわからないが。
 フリーの財務管理ソフトなんてない、と思っていたのでiBearMoneyを購入したのだけど、なんとFreeBSDハンドブックに「7.5. 財務管理ソフトウェア」ってあった。GnuCashとKMyMoney。知らなかったよ。Windows版もあるという。ああ、なんてことだ。で、とりあえず、GnuCashをインストールしてiMoneyのデータをインポートしてみた。QIFファイルで。
 ものを知らないのとは恐しいもので、それでデータの移行ができるとばかり思っていた。よくよく「QIFファイルのインポート」を読んでみると、どうも口座ごとに入出金のデータを取り込むようになっているらしい。えーっ。iMoney上には口座に相当するものが、八つもあるぞ。今はiMoneyで証券口座を管理していないので、それも組み込もうと思っていたのに。
 なんかよく理解できないし。
 使うのをあきらめようか、とも思ったけれど。
 とりあえず、過去の分を取り込むのをあきらめるだけにした。口座ごとにQIFファイルを生成しても結局、手作業でいろいろと調整しなければ、いけなかったからだ。いちから出直しである。

 KMyMoneyも似たような感じだろうとは思う。使ってないのでよくわからない。GnuCashのデータをそのまま、インポートができるので、途中までつくったデータを再利用してみたところ、悪くなさそうだ。とくに初期画面で、資産と負債が左右にならべて表示されるところはともて気に入った。そういうものを求めていたのだよ。でもなんか、GnuCashと値が一致しないし、手計算すると、GnuCashもKMyMoneyもちがう金額だ。どこの金額を使っているのか、よくわからん。
 それでもそれなりのデータがそろってきたらこのまま、やってみようか、という気になってきた。そのうち、銀行口座などのデータはインポートすれば、いい、ということに(ようやく)気づいた。すると、OFXファイルのインポートができるKMyMoneyかな、と思ったが、インポートしてみると、文字化けしてしまう。csvもサポートしていない。
 見た目はあきらかにKMyMoneyなのだが。
 KMyMoneyがだめだったとき、GnuCashにもどすことはむずかしそうなので、GnuCashを使うしか、ないか。もっともいろいろと使ってみているうちに馴れてきて結構、いいんじゃないか、と思えてきた。でも貸借対照表が上下にわかれているのはなんか、嫌だ。
 まぁ、一年ぐらい使ってみれば、馴染むかな。
 そんな気がする。
 そのころにはもうすこし、理解も進んでいることだろう。
 それにしても入出金のデータを二ヶ月分ぐらいしか、サポートしてない銀行が多くでげんなりしてしまった。今までの入出金明細を取得できたのは新生銀行だけだった。