2014年12月31日水曜日

Evernote、Dropbox

 MacBook Air + TimeCupsuleに移行してからEvernoteを使う意味がなくなってしまった。元々、バックアップとして——とくに領収書やいろんな書類をスキャニングしてpdfで放りこんでいた。そうすれば、Evernoteの検索機能で必要なとき(そんなことはまだ、起きていないが)、探し出せる。
 そう思っていたのだが。
 MacBook AirのSpotliteが強力なのでローカルに置いておいても問題ないのだった。バックアップもTime Machineでほとんど自動的にとられているわけだし。ローカルディスクの節約としてもEvertnoteはあまり意味はない。アプリを使っていると、内部的にはローカルにデータが展開されているから。
 たしかにiPadでEvernoteにメモした内容をMacBook Airに同期するのには使えるのだが、それはiCloudでメモ帳を同期すれば、すんでしまうだけ話。
 あれ?
 不要かも。
 iPhoneやiPadのEvernoteのインターフェイスも使いづらくなっているし。

 同じことはDropboxにもいえるのだけど、そちらはまだ、ローカルカレンダーをiPadなどに同期するために使用している(icsファイルをクラウド上に置いて参照している)ので意味はある。

 まぁ、クラウド上のデータの漏洩とかもあるからなぁ。

2014年12月29日月曜日

crontab覚書

 ThinkPad X60は家置きにして自動で何やらかんやらするようにしよう。だったらcrontabで自動起動でしょ。ところが思ったより苦労したのでその覚書。

・ 一般ユーザでのcrontabに「who」の項目はいらなかった(そりゃそうだ)

・ FreeBSD 10.1のデフォルトは一般ユーザのcrontabは無効らしい(有効だと思っていてはまった)。

・ 上記を解決するために「/var/cron/allow」をつくり、ユーザを登録する必要があった

・コード系の指定がされていないため、日本語のファイル名を書き出すとおかしくなことになった。→シェルラッパを作成してその中でコード系を指定。「export LANG=ja_JP.UTF-8」

2014年12月17日水曜日

MacBook Air雑感

 難点があるとすれば、ディスプレイが細密すぎるということだろうか。
 しばらくMacBook Airを使ったあと、ThinkPadのディスプレイを見ると、ドット絵のように感じる——それほど、MacBook Airのドットは細かいのだが、それ自体はいいことなのだろうが、字がその分、小さく感じられて年寄りにはちょっとつらい。
 1366×768なので高さはThinkPadのときとかわらない。横長になった。なんで?
 まあ、馴れなんだろうが。
 すでにThinkPadの方が違和感を覚えるほどだから。
 とくにキーの感触は浅く軽くなっていてThinkPadにはもどれない。

 一番、なれなくてはいけなかったのはトラックパッドだった。
 何しろ、ThinkPadは赤いポッチだ。それにはかなり馴染んでいたけれど、次はない、と思っていた。以前、ThinkPadにディスプレイを外部接続して使ったとき、感じたのだ。赤いポッチはThinkPadの画面サイズまでが限界だ、と。それより大きくなると、マウスがなければ、つらかった。
 iMacを使ったとき、このトラックパッドが鬼門だった。
 クリックが面倒だったのだ——なんでタップでできないんだ、と「システム環境設定>>トラックパッド」の設定を見直した。デフォルトでは「タップでクリック」がオフになっていた。
 ドラッグの仕方もその設定を見て承知した(3本指)。2本指でのスクロール機能もすばらしい。
 このあたりから急速にトラックパッドになじんでいった。
 気にいったのはピンチでSafariの表示をズームアップできることだ。老人の目にはこの機能はありがたい。ただしFireFoxではできなかったのでアプリが対応している必要があるのかもしれない。それもあってメインのブラウザはSafariにしようか、と思っている。FireFoxにはSage(RSSリーダ)とScrapBookというアドオンをいれているのでそれをどうするかが問題だったのだが——MacにはSpotliteがある。これがかなり強力だった。
 使ってみて驚いた。いわゆるデスクトップ検索なのだが、pdfの中身からなにから検索できる。しかも速い。インタラクティブ検索をしているようなので日本語でなければ、さらに感動的なほどだろう。

 ScrapBookというのは気にいったり、手元にとっておきたい記事をローカルにクリッピングするアドオンなのだが、検索機能がFireFox上で実装されているのでやはり遅い。ThinkPadだったこともあるが(MacBook Air上ではストレスなく検索できた)。
 しかし、これだったらSafariでpdf出力しておいてSpotliteで検索をかけることで代替できるのではないか。しかも今まで溜めこんだものも検索できる。
 Sageについては今までどおりになりそうだが。

 Safariをメインブラウザにしようと思った原因がもうひとつ。
 リーディンテストである。
 実は以前からウェブサーフィンはiPad miniを使っているのだが、リーディングテストの機能がピンときてなかった。あと読みたいと思った記事をとっておくのだが、iPad miniの中に閉じていた状態ではあまり意味がなかった。
 それにMacBook Airに同期されるようになって俄然、意味をもってきた。
 じっくり読めるし、ローカルにpdf出力しておくこともできる。
 しかもだ。
 MacBook Airが横長なおかげでサイドバーにリーディングテストをだしておいても邪魔にならない。むしろ、いいぐらいだ。とくにフルスクリーンにしたときは。

 横長であることには重要な意味があったのねー。
 感心すること、しきり。
 というかリーディンテストがオフラインで読めることに驚いた。そうだったのか! すばらしすぎる。

2014年12月16日火曜日

MacBook Air稼働

 夜中に布団の中でMacBook Airを買うと決め、購入の確定ボタンを押した直後、あーっ、と頭を抱えてしまった。しまった、ディスク容量は128Gで足りるだろうか。
 購入したのはMacBook Air 11inchの最安モデル。ただしメモリは8Gに増設した。

 たしかにThinkPadでは同じ128Gでも30Gほど余裕があった。
 でもそれはDELLを母艦にしていたからで、その役割もMacBook Airにまかせるとなるとやばいんじゃないか。音楽データをいれたらパンパンになってしまうんじゃないか。しかも環境の移行が面倒なので、VirtualBoxにFreeBSDをいれて使おうと考えていたのに。
 案の定だった。
 全然、足りない。
 やってきたMacBook AirにiTunesのデータをいれたら全然、隙間がなくなってしまった。なーんもできん。しまったぁ。やはり256Gは必要だったか。どうしようもなく、最終的にiThunesとiPhotoのデータをTime Cupsuleのネットワークドライブへ置くことにした。それで空いたのがだいたい40G。
 実はこの手はあまり使いたくなかった。というのもTime Machineのバックアップ対象にはならないし、同じハードディスクにバックアップしても意味がない。Time Cupsuleが壊れたらそれで終わりだから(他のものはMacBook Airに残るのでそんなときでもだいじょうぶ)。
 でもしかたない。
 わずかな金額をケチった自分を恨むしかない。

 それでもVirtualBoxにFreeBSDをいれるというのは無理なようで、MacOSに環境をつくることに——まぁ、なんだかんだとあったのだが、一応のところまで環境構築した。これでしばらくは戦える(何と?)。

2014年12月15日月曜日

MacBook Airへデータ移行

 DELL(WindowsXP)から移行アシスタントを使ってデータ移行を試みた。
 よろしくなかった。途中で処理が行ったきりになってしまうのだ。何がおかしいのか。いろいろ試してみたあと、Appleのサイトの説明を何度も読み直してようやく気づく。DELLにchkdskをかけてなかった。
 案の定、エラーがでた。
 修復してふたたび、chkdskをかけた。エラー。また修復してchkdsk。ところがエラー。それを半日、くりかえした。それでもエラーはとれなかった。
 あーっ、しゃらくせえっ。
 頭にきてミュージックフォルダを丸ごと、コピーした。
 それでiTunesからデータが認識されるから試してみた。——認識した。なんてことだ。最初からそうしておけば、よかったのか……orz。なんとなく移行アシスタントできれいに移行したかったのだが。だめだった。
 iPhoneはちゃんと認識するかな?
 接続した。
 うん、認識する。
 それで安心していたらいくら待っても同期が終わらない。
 なんで?
 何度か、iPhoneのディスクの使用状況をチェックしていて気づいた。「その他」のデータがどんどん増えてないか? だいたい「その他」って何だ? 最終的に32Gになり、iPhoneの中の音楽データが押し出されるようにして全部、消えてしまった。
 ネットで調べてみても「その他」のデータに関する問題はあがっていたが、対処法はまちまちだった。iTunesに接続したまま、iPhoneをリセットしろとか。いろいろ。試してみたが、どれもだめで最終手段を講じた。
 iPhoneを初期化した。
 おかげでアプリのデータが全部、なくなってしまった。MapFanの無料キャンペーンのとき、手に入れていた地図データなんか二度と手に入らないだろうに。全部、消えてしまった。なんてことだ。
 同期なんてするんじゃなかった……。
 しなくても問題なかったのに。
 あーあ。

2014年12月12日金曜日

AirMac Time Capsuleを稼働

 「AirMac Time Capsule」というのはいわゆるNASである。
 同梱された設定ガイドを読み、ちょっと疑問はあったのだが、Appleだもの、ちょちょっと動かせるだろう、と思っていたらはまってしまった。
 疑問には思っていたんだよ。最初の設定はどこでやるんだろう、と。
 設定ガイドにはステータスランプについてこう書かれていた。
「オレンジの点滅 AirMac Time Capsule上でネットワークまたはインターネットへの接続を確立できないか、問題が起きています」

 実は起動シーケンスでステータスランプはオレンジ色の点灯(起動中)→オレンジ色の点滅(設定中)→緑色(通常運転中)に遷移する。オレンジ色の点滅は「設定中」なのか、「問題が起きている」なのか。
 起動したのにいくら待ってもオレンジ色の点滅から緑色に遷移しなかったのだ。
 だからエラーが起きている、と思って何度も電源をつなぎなおしてしまったじゃないか——iPadにインストールしたAirMacのユーティリティは接続状態にならないし。
 何度かのリトライしていてふと(ほんとうにふと気が迷ったのか)、iPadの「設定>>Wifi」を開いてみたら、「AirMac Time Capsule」の設定項目ができていた。そこからパスワードなどを設定するようになっていた(今、「設定ガイド」を読み直していたら該当項目があった……orz)。
 たぶんMacからだったら迷わなかったのだろうな。AirMacユーティリティから設定するようになっているようだから。

 まぁ、結局は自分が馬鹿だったというオチなのだが。

 実は既存の分の回線速度はそれほど期待してなかった。
 ThinkPadの無線LANはBUFFALO WLI-UC-GNだし。ところが——。
 DELL(WindowsXP)の画面をVNCでThinkPadに表示して動かしてみると、今まではやはりネットワークでの作業だよね、マウスカーソルとか、もっさりしているよね、という感じだった。それがThinkPadでWindowsXPを立ち上げているような体感だった。
 えーっ、むっちゃ使えるじゃん。
 驚いた。
 こんなにちがうんだ。

2014年12月11日木曜日

浅野プロの視線動画 (掛川チャンピオンシップ 2014)

 midaさんのところと同じタイトルw

 いやぁ、すごい。
 すぐ近くの菊川でセーリングした経験があるので、水の冷たさや潮の香りや、顔で乾いていく海水の感じとか、がフラッシュバックしまくりだった。波をこえるところとか、それに対応して手足とか肩とか背中の筋肉がピクピクして自分で笑う。
 それにしても浅野プロ、速い。

 また、いつか行きたいな、菊川。

2014年12月10日水曜日

ThinkPadが動かなくなった……

 あと数日でMacBook Airが屆くという朝だ。
 ThinkPadが立ち上がらなくなった。bootメッセージの途中で、fsckをかけろ、とシングルユーザモードにはいる。そこでいつものように「fsck -y」を打ったのだが、終了してもfsckをもう一度、かけろみたいなメッセージがでる。
 そこで何度もfsckをかけてはbootというのを繰り返したのだが、動かない。いろいろなことを試した中で、safe-modeで立ち上げたときに次のメッセージに気づいた。

WARNING: /: TRIM flag on fs but disk does not support TRIM

 ん〜。
 これってもしかたらSSDが壊れたってこと?
 書き込めなくなったってこと?
 うわー、まいったな。新車がとどく数日前に故障する車かよ。
 MacBook Airがとどいてもすぐにつかえる環境になるわけじゃない。週末には競馬がある。なんとしてもThinkPadのFreeBSD環境を取り戻さなくては。とりあえず、SSDのリードはできる。ごっそりバックアップしてインストールしないしか……あっ、ネットワーク環境がない。
 実はもう一台のパソコン——DELLはOSがWindowsXPのため、外の世界にでていかないようにしてある。ああ、しまったな。二週間ほど前に、FreeBSD環境をいれたハードディスクをバックアップ用に転用してなければ、なぁ。色々と状況が不毛だ。
 フルバックアップしようにも空いているディスクがなく、頭を抱えてしまった。
 いろんなことを試みた末——幸いFreeBSDをいれたUSBメモリを見つける——、ふと「/etc/rc」の途中で落ちているのだから「tmpfs」が悪さをしているかもしれないな、と思い、「/etc/fstab」を修正した。ThinkPadの中からSSDを取り出してお立ち台に接続して。
 きっと疲れていたんだな。
 SSDが書き込みできなくなっていることをうっかり忘れていた。
 修正したあとに気づく。あれ? 書き込めたんじゃね?
 それで立ち上げてみると、ThinkPadが動いた。FreeBSDが立ち上がった……。そのあと、fsckをかけるなどの作業をする必要はあったけれど、とりあえず、動くなようになる。しかし、原因は「tmpfs」のせいでもなく——設定を元にもどしたが、問題はなかった——、強引に書き込みをかけたことで、SSDが書き込めるようになったのか?
 どうもそういうことではないらしく、safe-modeでのワーニングメッセージはあいかわらず、でているので、あのメッセージの意味はsafe-modeではtrimが有効にならないよ、というていどのことらしい。

 結局、原因は不明。
 わかっているのは一日が丸々、潰れてしまったということだ。別に貴重でもない一日だが。

2014年12月7日日曜日

MacBookAir + AirMac TimeCupsleを購入

 気の迷いだ。
 そうにちがいない。
 ドル円の為替レートが120円を切ったのを見て思ってしまったのだ。このまま、円安が進んだら値段が高くなってしまうかもしれない。MacBookAirの。
 今のメインマシン(ThinkPad)がだめになったら新しいパソコンを買わなきゃならんなぁ、とは思ってはいたのだ。Windos8はありえん。選択肢はMacBookAirしかない。しかし、ThinkPadは現役でまだまだ使えそうだった。それなのに急にバッテリーが壊れています、というメッセージが出てしまったのだ。ドル円が120円を切った日に。
 新しいバッテリーを買えば、ThinkPadを使いつづけることはできるが、これは啓示だろう。
 しかしなぁ。
 買うか。
 買ってしまうか。
 ——買ってしまった。

 もちろんThinkPadと用途がかぶってしまう、というのがずっとネックだった。
 まだ使えるものがあるというのに、新しいものを買うというのには抵抗がある。なに、ただの貧乏性なのだが。だから買うのはMacminiという線も考えた。その方が総額を抑えられる。
 しかし、デスクトップか。
 正直、デスクトップを購入する意味が感じられないんだよなぁ。
 使わないような気がするのだ。結局、デスクトップはノートのバックアップマシンでしか、ないんだよな。それだったらAirMac TimeCapsuleを買ってそこにバックアップした方がまし、というものだろう。
 もちろん最悪、ThinkPadをデスクトップマシンにするという手もあるが。
 たぶんしないだろうな。

 とりあえず、AirMac TimeCupsleが到着。おおっ、予想してたより全然、小さい。

2014年12月6日土曜日

SLiM、MATE、iBus、.profileの取り込み

 GTKのインプリメソッドが有効になっていないことに気づき(GDMのころは問題なかった)、「.xinitrc」に以下の環境変数を追加して対応した。

export XMODIFIERS="@im=ibus"
export QT_IM_MODULE='ibus'
export GTK_IM_MODULE='ibus'

 このままだと、EmacsにたいしてもiBusが有効になってしまうので、「alias emacs="XMODIFIERS=@im=none emacs"」を定義していてふと気づく。あれ、aliasの定義が有効になっていない?
 「.shrc」(.profileから読み込んでいる)の中にはうっかりミスを防ぐため、

alias rm='rm -i'
alias mv='mv -i'
set -o noclobber

 というのが定義してあるのだが、それが有効になってなかった。そういえば、rmでほんとうに削除するかどうか、聞かれなかったな。どういうことだ。Terminalで確認すると、たしかにaliasが定義されていない。というか、空だ。
 どうやらDisplay ManagerをSLiMにかえてかららしい。
 バグか、とも思ったが、試しにxdmにかえても同じだった。つまり仕様。たしか、「.profile」(つまり「.shrc」)はログインのときだけ取り込まれるんだっけか(不確か)。なので「sh -> sh -> sh」と立ち上げても「.profile」は取り込まれなかった。
 「login」すれば、取り込まれる。
 だからSLiMを使わずにコンソール画面からログインして(このとき、取り込まれている)「startx」すれば、aliasは定義された状態になる。そういう運用にすれば、問題ないわけだが……。
 いろいろやってみた結果、「sh -> bash -> sh」はだめだが、「sh -> bash –login -> sh」なら取り込まれることがわかった。たぶんloginして最初のshが「.profile」を取り込むのだ。
 なるほど。
 ならこうすれば、いい、と気づいた。「/usr/local/etc/slim.conf」の中身を次のように変更した。

login_cmd exec /bin/sh - ~/.xinitrc %session
       ↓
login_cmd exec /usr/local/bin/bash -login ~/.xinitrc %session

 ビンゴ。
 これで正しい対応かどうかはわからないが、aliasが定義された状態になった。

 これ自体はよかったのだが、最初のもくろみ——EmacsではiBusを無効にするというのは達成できなかった。Terminalからの「emacs」は無効になるのだが(aliasが定義されているのだからこれは想定通り)。ところがMATEのメニューからだとうまくいっていない。
 そこでEmacsを起動するメニューランチャのプロパティに定義されているコマンドを「emacs %F」から「env XMODIFIERS="@im=none" emacs %F」へ変更した。

2014年12月5日金曜日

パッケージの総入れ替えを敢行した

 「GNOME3」でどたばたして以来、どうもThinkPadの調子が悪い。精神的なもので実際にどこがおかしいということはないのだが——なんかなぁ、すっきりしない。
 そんなところに「pkg upgrade」で更新がきた。
 かなりの件数できっと、何かの不具合がでてそれの対応なのかな、と思って実行したらいろんなアプリが削除されたり(gnucashとか真っ先にFirefoxも消えた)、リインストールが発生。けっこうな時間がかかった。
 無事、終了してgnucashとかいれなおさなくちゃなぁ、と思いつつ、MATEを立ち上げると、文字が存在しなかった。その画面には。
 フォントが飛んでしまったらしい。英数字も表示されていない。
 xorg程度のいれなおしでは修復しなかった。
 全フォントをいれなおしすれば、治るかもしれないが。
 すっきりさせるために、全パッケージを削除。「pkg delete -a」
 コンソール画面でこつこつと再構築。ログインマネージャーはSLiMのみ。デスクトップ環境はMATEのみ。Xorgは必須。たぶん使わないアプリはのぞいていく。それでなんとなく、すっきりした。
 気分的にだけど。

2014年12月3日水曜日

GNOME3をインストールしようとしてSLiMに至る

 迂闊すぎた。

 というのでうっかりGNOME3をインストールしてしまったのだ。「pkg install gnome3」——使えるパソコンが一台しか、ないというのに。いきなりログインマネージャー——GDMが動かなくなった。
 画面が真っ暗。
 わー。
 しかも最近、Alt+Ctrl+F1でなぜか、仮想端末にはいれない。大勢に影響がないので原因は探ってなかったのだが、おかげで真っ暗になった画面を前に何もできなくなってしまった。ほんとうに手も足もでない。
 rebootしても最終的に真っ暗な画面にたどりつくだけだから。
 シングルユーザーモードで立ち上げなおしてもディスクがreadonlyなので、rc.confを修正することができないのだ。あー、しまった。しまったよ。
 どうしようもなくてssh経由で裏からThinkPadにはいってrc.confを修正してGDMを殺す。sshdを立ち上げておいてよかったよ、まったく。
 それからいろいろ試してみたのだが、GNOME3自体もうまく動かないことが判明。
 しかもGNOME2のGDMにもどそうとしたのだが、うまくもどせなかった。あいかわらずGDMが真っ暗なまま。結局、「GDM (GNOME 3) fails to show login screen」という記事を見つけてGNOME3はあきらめた。まだ問題は解決してないように読める。
 もういっそパソコンを買い替えようか、と思ったほどだった。
 ログインマネージャーを経由せずに、startxで立ち上げるという手はあるのだけど、この方法だとどうもデスクトップから直接、シャットダウンできなくなる(権限の問題だろう)。それはそれで問題だ。どういうわけか、デスクトップを終了させてもコンソール画面まで戻らないのだ。
 Xのログインマネージャーはrc.confをいじれば、すぐ動くというものでもないしなぁ。そこでKDesktopのログインマネージャーを使ってみる——KDM。だめだぁ、なんか、ピンとこない。KDMからMATEを使う方法をさがしている道行で、SLiMというログインマネージャーを見つける。「pkg」にあった。
 インストール。
 設定もrc.confだけで充分だった。「slim_enable="YES"」
 ログインしたらいきなり、MATEが動いて驚いた。「/usr/local/etc/slim.conf」の中を見てやっていることがわかる。「.xinitrc」を起動させていた。
 なるほど。
 それでKDMのカスタムは「.xsession」を起動していたのかもしれない、と気づく。そこにMATEを起動するようにすれば、うまく動いたのかもしれない。ためしていないけど。
 いずれにしてもSLiMのわかりやすさが気に入ってログインマネージャーに採用。
 これでGNOME3がおかしくてもログインマネージャーに影響することはなくなった。けれど、たぶんGNOME3はいれない気がする。何度か、pkgからインストールしなおしているときに気づいたのだが、gnucashが削除されていた。
 パッケージの依存関係からだろうが、それはこまる。非常にこまる。
 というわけでGNOME3はいれないと思う。ここしばらくは。

2014年12月1日月曜日

クリストファー・ノーラン監督「プレステージ」


 クリストファー・ノーラン監督「プレステージ」
 時系列がいりくんでいるうえ、複数視点が混在しているため、かなり複雑で何回もどんでん返しがある。ようやく話が収束し、物語が終わり、出演者のテロップが流れはじめたところで「えっ」と声をあげてしまった。デビィット・ボウイーの名前があったのだ。
 ええっ、どこに出てたのっ。
 驚愕のあまり、話が全部、頭からふっ飛んでしまった。

ネコ