2018年11月30日金曜日

新房昭之監督「続・終物語」

 テレビ放映で「終物語」を観て——原作の上中巻分——。
 iPhoneのアプリで「暦物語」を観て。
 劇場版の「傷物語」を観て。
 「終物語」の続きを楽しみにしていたら——「続・終物語」の予告編がYutubeにあがっていた。劇場版である。一瞬、「終物語」の続きを劇場版でやるのか、と思った。「傷物語」のように。
 しかし、どうみてもこの予告編はちがう。
 えっ、もしかしたら「終物語」の続きはもう放映されていたの?

 あわててwikipediaをチェックしたらやはり放映されたあとだった。一年以上も前に二夜連続二時間スペシャルという形で。
 しかもAmazonとかではまだ、配信もされていない。「憑物語」までだ。
 これはもう、DVDを買うしか、ないか、と頭を抱えながら<物語>シリーズのポータルサイトを確認したら「終物語」の後半も配信されるという。
 それで配信系にユーザー登録して観た。「終物語」の後半。
 そうしたら「続・終物語」を観たくなった。

 というわけで観てきた。

2018年11月27日火曜日

macOS Mojave

 「macOS Mojave」にしたら色々と動かなくなってしまった。

  1. VirtualBox

    最新版(5.2.22)をインストール

  2. GnuCash

    最新版(3.3)をインストール

  3. Git

    Git本体ではなく、xcodeのcommandLine toolがなくなっていたためらしい1。「xcode-select –install」で再インストール。

  4. TimeCapsuleのネットワークドライブがmountできなくなった。

    AFP(Apple Filing Protocol)が使えなくなったかららしい。おかげでTimeCapsuleのネットワークドライブがmountできない。ここの中にiTuneの音楽データをいれていたのに!
    頭を抱えてしまったが、「サーバへの接続」からならmountできた2のでとりあえずデータをレスキューしておく。
    いっそ音楽データはApple Musicへいれてしまうか。

  5. Time machine

    TimeCapsuleへのバックアップが遅くなったような気がする。

Footnotes:

1

そういえば、以前のメジャーアップデートのときも起きた。svnが動かなくなったのだった。

2

よくよく考えたらTimeCapsuleにはまだ、バックアップできるのだからAFP自体がなくなっているわけではなかったらしい。いつか、なくなってしまうだろうけど(TImeCapsuleは製品としてなくなってしまったので)。今はまだ、というところだろうか。

2018年11月21日水曜日

UbuntuのIPv6を抑止

 なんか、Ubuntuからうまくメール送信できない。
 へんだなぁ。MacBook Airからではできるのに。両方ともEmacsからのメール送信。試しにpingを打ってみて原因が判明する。
 DNSで返ってきてるの、IPv6じゃん。
 そういや、以前、macOSでも対応した
 というわけで、LinuxのIPv6を抑止する方法をググる。

 => Ubuntu Server 16.04 LTS でipv6を無効化したときの作業メモ

 たぶん、こうか。
 /etc/sysctl.confに下記を追加。

net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

2018年11月19日月曜日

アップデート

 新しいMacBook Airが発表された。
 13inchだけだけど、物欲が刺激されてしまった。欲しい。でも高い。前回の轍を踏まないように、次はフルスペックにするつもりだった。けれど、そうすると、けっこうな額になる。二の足を踏む。
 それでほかのものを目がいってしまった。
 ——「GPD Pocket
 いかんいかん。
 完全に物欲が昂進してしまっている。やばい。ポチってしまいそうだ。家には使っていないパソコンがあるというのに。

 そんなとき、寝起きの寝惚けた頭で衝動的にMacBook AirのOSをアップデートしてしまった。「macOS Mojave」にへ、である。正確にはしようとした。ディスク容量が足りなくて失敗した。
 ラッキーである。
 動いているアプリが動かなくなることがあるのでなるべく、メジャーアップデートは避けていたのだ。「macOS High Sierra」ときも見送った。
 なのに。
 カッとなってファイルをガシガシ消している自分がいた。何をやっておるのか。まぁ、バックアップはあるので元には戻せる、とは思っていたけれど。——「macOS Mojave」をインストールしてしまった。

 なんか、インストールに時間がかかるなぁ、と思っていたらどうやらファイルシステムを変換していたらしい。HFS+からAPFSへ。ためしに「df -h」してびっくりした。何だよ、このifreeが「9223372036853272673」って。
 inodeが64bitに拡張されていたのである。

 ま。いずれにしてもOSが刷新されたので、気分もかわってなんとか、物欲もおさまった。これでしばらく戦える(だれと?)

2018年11月12日月曜日

directory-files-recursively

 findのない環境でEmacsを使うとき、(find-lisp-find-dired DIR REGEXP)を使用していたのだけれど、この関数はヒットしたファイルの、diredのバッファを作成してくれるだけで、listを返してくれない。
 しかたないのでファイルのlistを返却するようにラッパー関数をつくった。
 けっこう遅いけれど。でもこれで(eshell-poor-mans-grep ARGS)を簡単に呼び出せるぜ、と思ったら。
 (directory-files-recursively DIR REGEXP &optional INCLUDE-DIRECTORIES)という関数を見つける。ラッパーをつくった直後に。Infoで。これならヒットしたファイルのlistを返してくれる。
 昔、探したときには見つけることができなかったんだなぁ。
 見落としていただけなんだろうか?
 それにしてもあいかわらずの間の悪さよ。

2018年11月9日金曜日

アンドレイ・タルコフスキー監督「惑星ソラリス」

 AmazonのPrime Videoで「カプリコン・1」を検索してブルーレイがあることを知ったことをきっかけにふと、過去に感銘を受けた映画を見直したくなった。時々、そういうことをしていたのだけど、好みが偏っているのか、大概、見つからなくてあきらめていた——まぁ、見つかることもあったけれど。「狼は天使の匂い」とか。
 で、どんな映画があったっけ、と思って思い出したのが、アンドレイ・タルコフスキー監督「惑星ソラリス」だった。ハリウッドのリメイク版ではなく。あれは途中で観るのをやめてしまった。
 なんと中古だが、DVDがあった1
 当時2、ラストシーンには最初の「猿の惑星」と同じくらいあっと息を飲んだものだった。今回、見直して傑作の感をあらたにしたけれど、でもなんでそんなに驚いたのだろう。ラストシーンの前でちゃんとラストをふっていて気づいてもおかしくなかったのだが。

Footnotes:

1

さっそく注文して届いたのは円盤だけだった。あれ、箱は? と思った。まぁ、いいけど。

2

観たのはさいわい上京前だったので、未来都市のシーンに(首都高の映像が使われている)違和感はなかった。

2018年11月7日水曜日

orとreturn

 どうもLispは関数型だという意識がありすぎて、returnがどうしてあるんだろう、と思っていたらたとえば、returnがあれば、次のようなコードはあっさり書ける。

(block nil
  (when-let(w (処理1))
     (return w))

  (when-let(w (処理2))
     (return w)))

 実際に書いたのはelispのclでだけど。
 処理1が成功したらその返却値を返し、失敗したときは処理2を行なってその返却値を——というパターン。便利。というか、C言語とかではわりと使っていた記憶が……。さらにラップするマクロを書いてもいいんじゃないか、と思ったのだけれど、よくよく考えたらorで書けるんだった…orz。

(or (処理1)
    (処理2))

ただ、あとからソースを見直しとき、前者の方が見易いかもしれない。

2018年11月5日月曜日

ピーター・ハイアムズ監督「カプリコン・1」

 スティーヴン・キング「死の舞踏」によると、「カプリコン・1」は駄作らしい。えー、そんなことはないだろう。すくなくとも個人的には映画館で五回は見直しているし。
 公開当時、手塚治虫が書いていた小説(マンガではなく)のネタが「カプリコン・1」とかぶってボツにしたと悔しがっていたし、清原なつのの「花岡ちゃんの夏休み」の中の一編で——たぶん「早春物語」かな——背景の本棚のシーンで、「カプリコン・1」のセリフが落書きされていた。
 ——エリザベス、水がない。
 とか。
 ちなみに映画館で観たものとは訳が微妙にかわっていて——「エリザベス、水がない」はなくなっていた——ちょっと違和感だった。それにしてもエリオット・グールド演じる記者の尺はけっこうあったんだなぁ。というか、中心だった。すっかり忘れていたけれど。カーアクションのところなど、当時、「フレンチコネクション」のカーアクションみたいだ、と思ったことを思い出す始末だった。

2018年11月3日土曜日

&optional

 elispで関数の引数を&optionalにして、指定されていないときのデフォルトをいちいち「unless」で処理を書くとか、面倒だ。commonlispなら簡単なのに。
 そういえば、「cl-defun」とか、あったっけ……。

(cl-defun foo(&optional (x 123))
  x)
foo
(foo)
123
(foo 777)
777

 おっ、いけるじゃん。