2018年5月30日水曜日

RSSリーダー、ふたたび

 Firefoxで使えるRSSリーダーであるSageの記事のサマリー表示がされなくなってしまった。
 もともとFirefoxがメジャーアップデートしてSageが使えなくなっていたのだけれど、古いFirefoxを使いつづけていたのだ。なんか、制限がかけられてしまったのだろう。
 一時期、GnusでRSSを読んでいたこともあったけれど、Sageの快適さにはかなわなかった。サマリー表示が便利だったのだ。
 どうしてだか、GnusでRSSの更新がおそかったということもある。
 RSSなんてもうオワコンか、とも思ったけれど、次のRSSリーダーはどうしよう。
 どのアプリもピンとこないし、Gnusは遅い。そこでEmacsで動くRSSリーダーである「Newsticker」を試してみたのだが、これも更新が遅い。見ていると、blogspotでじっと待ってしまっている。なんだ? Emacs25ではGnusがTime outで落ちるぞ。
 Sageではそんなことはないのだが。
 原因はEmacs?
 いろいろやってふと思ってwgetで試してみた。

 やっぱり遅い。time outが起きている。blogspotのせい? よくよくwgetの出力を見ていたら記事がダウンロードされていた。あれ? time outしたのに?
 だいいたDNSのアドレス解決でIPアドレスの前にあるわけのわからん数値はなんだ……あっ、これ、ipv6が返却されてきているのか!
 そうか。ipv6でアクセスしにいってtime outしたあとにあらためてipv4でアクセスしなおしているんだ。
 それなら最初からipv4でアクセスするようにすれば、いいんだ、と思ったけれど、EmacsのURLパッケージに指定する方法を見つけ切れなかった。ググったり、考えたり、推理したりして答えを見つけた。
 MacOSはデフォルトでipv6からアクセスするようになっていたのだった。
 つまりMacBook Airのipv6を無効にすれば、よいのだった。

sudo networksetup -setv6off Wi-Fi

 結果、GnusもNewstickerの更新が馬鹿っ速くなった。

後日譚:といいながらSageをインストールしなおしたら動いてしまった。