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2016年6月20日月曜日

GPSロガー for iOS(ZweiteGPS)、およびLispにちょっと感動した話

 EveryTrailの代替で使用していたSportsTrackerが有料会員にならなければ、iPhoneのGPSログを引っ張り出せなくなってしまった。そもそもデータをクラウドへアップできなくなってしまったのである。EveryTrailのサービスが閉鎖されたときに多少、予想はしていたのだけれど——やはり無料アプリだけではやっていけないのか。

 ところがぼくには有料サービスを使ったら敗けみたいな感覚があって——有料アプリはいくつか、使っているけれど——、そんなに高額なわけではないのだけれど、無料アプリは適当なものが見当たらない。一番、良いのはiPhoneから直接、GPSのデータが吸い出せるようなアプリだ。
 それならそのアプリのサービスがなくなっても使いつづけることができる。クラウドに依存すると、そのクラウドがなくなってしまうとにっちもさっちもいかなくなってしまうんだよなぁ。
 そうこうしているうちに、「ZweiteGPS」というアプリを見つけた。
 iPhoneから直接、MacBookAirに吸い出せる。
 ただしデータの形式はjsonだった。
 ——ふむ。
 Emacsでjsonがらみのライブラリってあったっけ、と探してみると、あることが判明した。それで俄然、つかう気になった。要はjsonからGPX形式に変換してやれば、いい。
 ただ、json.elはjsonをlistに変換してくれるが、listからjsonへもどすようなものは用意されていない。これはxmlからlistへ変換してくれる「libxml-parse-xml-region」はあるけれど、逆変換はないことと同じことだった。
 なぜ、ないのだろう……。
 普通、双方向じゃないの、と思っていたのだけれど、変換するためのelispを書こうとしていろいろ、考えていたら突然、目から鱗が落ちた。
 驚いたのはelispでプログラミングしているのに、XML(GPX)ができあがってしまうというか、XMLを書くようにして、elispのloopやifの構造が使えてしまうというか——なるほどなぁ。逆変換の関数なんか、用意する必要がないわけだ。
 そういえば。

竹内氏によると、Lispはすべての言語の原点なのだという。「いまRubyがブームだが、Rubyは要するにカッコのないLisp。XMLもぶ厚いカッコのあるLisp。いろいろなプログラミング技法を見ますが、『Lispにあった』ということが多いです」(竹内氏)

Lispの仏さま 竹内郁雄の目力

 Paul Grahamも似たようなことをいっていたけど、その一端をようやく垣間見れたような気がする。

2015年6月22日月曜日

SportsTrackerとgpsbabel

 GPSロガーに使っているアプリ——SportsTrackerはポーズしてもGPSにアクセスしているのが不満だった。そのあいだ、貴重なバッテリーを消費しているにちがいない。
 なので小まめに終わらせていたら、当たり前の話なのだが、GPXファイルがバラバラになってしまった。
 ありゃあ、こまったなぁ。
 でも。

gpsbabel -i GPX -f 入力ファイル名1 -f 入力ファイル名2 -o GPX -F 出力ファイル名

 で、gpsbabelがファイルをマージしてくれた。

2015年6月3日水曜日

Garmin VIRB Edit試用(あるいはいかにして私は動画とGPXを同期するようになったか)

1 前提(問題点)

  1. Garmin VIRB Editは「*.MOV」「*.m4v」ファイルのインポートはできない。「*.mp4」はできる。
  2. iPhoneからMacBookAirの「写真」へ同期した動画ファイルは「*.MOV」
  3. MacBookAirの「写真」からビデオをして書き出すと「*.m4v」1
  4. iMovieから「写真」を取り込んでファイルを出すと「*.mp4」。これでGarmin VIRB Editへインポートできる。
  5. 「*.MOV」の拡張情報には撮影時刻らしいものが入っている。2
  6. 「*.m4v」「*.mp4」は書き出した時刻らしいもので上書きされている。
  7. Garmin VIRB Editは撮影時刻3とGPXのトラックポイントの時刻を同期してくれる。範囲外の前後のデータは無視する。ただし、まったく重なっていないと、先頭のトラックポイントのデータから順番に同期している模様。
  8. ではどうやって動画とGPXを同期するか?

2 対応方法1

「*.MOV」をコピーし、拡張子を「mp4」へ変更してGarmin VIRB Editへインポートする。4

3 対応方法2

  1. gpsbabelを使ってGPXの対象時刻間を抽出。
  2. 抽出したGPXの先頭に撮影時刻のトラックポイントのデータを挿入する。5
gpsbabel -t -i GPX -f 入力ファイル名 -x track,start=開始時刻,stop=終了時刻 -o GPX -F 出力ファイル名

4 対応方法3

exiftoolを使って動画の中の撮影時刻を正しいものに変更する。6

5 お世話になったツール

5.1 gpsbabel

GPSのデータにたいして大概のことができる。7

5.2 exiftool

画像、動画の拡張情報を参照、修正できる。8

6 そのほか

Garmin VIRB Editはインポートとき、「Rotation」の情報を無視しているらしく、mp4に偽装した「*.MOV」では上下がひっくり返ってしまった。あと、GPXの異常なトラックポイントを除くことは必要な模様。

7 問題点

Garmin VIRB Editでエクスポートすると、表示されているGPXがずれる(直接、Youtubeにアップロードするとき)。9

Footnotes:

1

当然、未編集で書き出すと「*.MOV」

2

「Create Date」「Track Create Date」「Media Create Date」など

3

どこを使用しているのかは不明

4

ある意味、裏技。

5

先頭のデータを修正しても、先頭のデータをコピーして時刻だけを修正してもよいであろう。

6

この方法は未確認

7

たぶん、NMEA→GPXの変換もできます。

8

HomeBrewでインストールした。

9

バグだな、これは。

2014年8月11日月曜日

いちおうつくった(速度リスト表示)

 ミリ秒単位をふくめて速度計算するようにしてもおかしなデータがなくなるわけじゃない。元々、外れ値が発生することがあるのはわかっている。「GPSの異常値、外れ値
 で、まぁ、今まではVikingでtrackごとに、Goto Maxで最高速ポイントへ飛んで、前後のポイントの速度をチェックして、外れ値っぽいポイントを削除して、それからまた、Goto Maxで……、というようなことを繰り返していた。何だかんだと面倒臭かった。前後の速度がひとめでわからないので、おかしかな値か、チェックするのに手間がかかっていたのだ。
 それが速度の一覧が表示されているので、けっこう楽になる(はず)。GPXファイルの編集と、簡単にだけど、連携できるようにしたし。
 trackごとの最高速や、帆走距離などもだすようにしたので、そのあたりも楽になるはずだ。Vikingでも表示はできたけれど、カット&ペーストができなかったので。

 あとは地図にマップできれば、完璧なんだがなぁ。
 Rを使えば、できそうなんだけど。ちょっとめんどうそう。

2014年8月9日土曜日

速度計算

 Vikingはまずい、とわかった段階で考えた。いっそ自分で計算してやるか。Vikingにパッチをあててやろうか、と——。結局、パッチはやめた。個人的なパッチなのでVikingがバージョンアップするたびに、対応することになる。面倒だ。
 で、Emacsでやることにした。
 GPXには位置(経度、緯度)と時刻(グリニッジ時)がある。そこから二点間の速度を計算するのを自前でやるのはそれほど、むずかしくないはずだ。問題は位置情報から距離をもとめるやり方だ。
 一瞬、ピタゴラスの定理で求められるんじゃね? と思ったのだが、もちろんちがう。まちがっている。だいたい単位がちがうじゃないか。
 で、調べてみると、いくつか方法はあるようで。

 どうやらVikingは「2地点間の距離と方位角 - 高精度計算サイト」と同じやり方らしく、似た値になる。ほかに有名な「カシミール 3D」で使っているという「ヒュベニの公式」というものもあるらしい。さらにRのライブラリにあるだろうと、見当をつけてみたところ、2Dでの距離関数も見つけた。
 さいわい「二地点の緯度・経度からその距離を計算する(日本は山だらけ〜)」というサイトに「ヒュベニの公式」のR実装があった。それを参考にelispで組み直した(引数の順番は変えた)。

(defun deg2rad(x)
  (/ (* x pi) 180.0))

(defun dist(lon1 lat1 lon2 lat2)
  "緯度1 経度1 緯度2 経度2"
  (let* ((a 6378137.0)
         (b 6356752.314140)
         (dy (deg2rad (- lon1 lon2)))
         (dx (deg2rad (- lat1 lat2)))
         (my (deg2rad (/ (+ lon1 lon2) 2)))
         (e2 (/ (- (expt a 2) (expt b 2)) (expt a 2)))
         (Mnum (* a (- 1 e2)))
         (W (sqrt (- 1 (* e2 (expt (sin my) 2)))))
         (M (/ Mnum (expt W 3)))
         (N (/ a W)))
    (sqrt (+ (expt (* dy  M) 2) (expt (* dx N (cos my)) 2)))))
(dist 36.10056 140.09111 35.65500 139.74472)
58502.45893124113

 まあ、だいじょうぶみたいだ。

2014年8月7日木曜日

Vikingはまずいかもしれない

 VikingでGPSデータを管理するのはまずいかもしれない。(version 1.5.1)。

 たとえば、下記のようなログ。  iPhone->EveryTrail経由で落としたGPXファイルは次のような感じだ(抜粋)。

  <trk>
    <number>1</number>
    <trkseg>
      <trkpt lat="35.459207230" lon="138.577041720">
        <ele>909.000000</ele>
        <time>2014-07-29T06:41:41.168Z</time>
      </trkpt>
      <trkpt lat="35.459194530" lon="138.577280940">
        <ele>909.000000</ele>
        <time>2014-07-29T06:41:42.894Z</time>
      </trkpt>
      <trkpt lat="35.459172990" lon="138.577525940">
        <ele>908.000000</ele>
        <time>2014-07-29T06:41:44.899Z</time>
      </trkpt>
    </trkseg>
  </trk>

 それをVikingにインポートしてエクスポートすると下記のようになる。

<trk>
  <name>VIKING_TR001</name>
  <trkseg>
  <trkpt lat="35.459207229999997" lon="138.57704172000001">
    <ele>909</ele>
    <time>2014-07-29T06:41:41Z</time>
    <speed>10.181978000000001</speed>
  </trkpt>
  <trkpt lat="35.459194529999998" lon="138.57728094000001">
    <ele>909</ele>
    <time>2014-07-29T06:41:42Z</time>
    <speed>21.736802999999998</speed>
  </trkpt>
  <trkpt lat="35.459172989999999" lon="138.57752593999999">
    <ele>908</ele>
    <time>2014-07-29T06:41:44Z</time>
    <speed>11.171953</speed>
  </trkpt>
  </trkseg>
</trk>

 問題はtimeだ。ミリ秒単位が消えてしまっている。保存されたVikingのファイルを見ると、timeは「unixtime」で格納されていた(unixtimeにミリ秒の位はない)。
 これはあかん!
 というわけで地図へのマッピング以外の部分は使わないことにした。

※バグなのか、仕様なのかは不明。英語はわからん。

 ちなみにスピードがおかしいのはやはり秒のみで計算しているからのようだ。ミリ秒まで計算するとそれなりの値になった。

2014年6月4日水曜日

Viking(Draw by Speed)

 GPSの管理にはVikingというソフトを使用している。

 正直、使い勝手は直感的とはいえず、なんとか使えるようになるまで時間がかかった。データ構造と操作が強く結びついているためだろう。それでもパソコンの環境が環境のため、他に選択肢がなかった。まぁ、Windows環境のときにいくつか試したフリーウェアもVikingに輪をかけてわかりづらかったが。
 この一年ほど悩んでいたのが、「Draw by Speed」というTrack Drowing Modeだった。名前からして航跡が速度によって色を変わるモード(midaさんがよくアップしているやつだ)のように思えるのだが、いくら設定してやっても見え方がかわらない。デフォルトの「Draw by Track」とまったく同じ。
 うーん……。
 事あるごとに試してみたりしていたのだが、ずっと不明だった。
 昨日、偶然、わかった——何とTrackを選択していてそのカラーになっていただけだった……orz。Trackを無選択の状態にして(Mapを選択した)ようやく速度によって色がかわっていることが見えるようになった……。(Track Drowing Modeを変更した直後は操作的にTrackが選択されているのだ!)
 その結果が以下。

 茶色のはまた別の指定で「Draw Stops」。30秒STOPしていた場合、表示される。つまりほぼまちがいなく沈しているときだ。問題はこれをやると、ジャイブが成功したかどうかがあらわになってしまうwww。
 鉄条網のようなトゲは進行方向を示している。
 濃い緑色はおそらくプレーニングしている時で、黄色はノンプレーニングの時だろう。ただ、絶対速度ではなく、平均速度から何%増しかでしか、設定できないらしい。もしかしたら標準偏差指定ということかもしれない(よくわからない)。今は80%を指定している(体感に近い)。赤い部分は水の中で風を待っている時だろう。
 ▲はStart Point。
 クロスは中央である。

航跡のこと
「あと最高速地点を表示できれば、良いと思います。」(by mida)

なるほど。こんな感じならできるかなぁ。

2013年5月28日火曜日

GPSの異常値、外れ値

 セイリングのGPSログはEveryTrail on iPhoneで記録しているのだが、時折、とんでもない異常値が発生する。時速百キロ越えって何?
 原因のひとつはわかっていて沈だ。
 おそらくGPSの電波を再受信したとき、現在位置を求め直していったんデフォルトのポイントが記録されるのだろう。実際、EveryTrailを起動したとき、本栖湖の中央あたりにいったんポイントが位置づけられて現在位置へポイントが移動してくる。
 なのでこれはまぁ、しかたない。
 ぼくが沈しないなんてありえないからだ。

 もうひとつはずっと異常値なのか、確信がなかった。しかし、時折、時速50kmごえが記録されることがあってほんとうに50km/hごえなのか? と。
 vikingでひとつずつtrackpointをたどってみて(「Go to Maxmum Speed」というコマンドがあって最高速のtrackpointへ飛ぶことができる)、なんとなく原因がわかった。丸め問題らしい。下記にあるように57.29km/hを記録した瞬間のTime Diffrenceが1秒になっている。その次のtrackpointは2秒だ。
 ということはだ。
 本来は2秒近いのに、秒に丸めるときに1秒になって速度が計算されたのではないか。

 これについてはどう対応すれば、いいのか、わからなかった。異常値っぽい最高速をひとつひとつ手作業で削除するなんてたるい。対応方法に気づいたのはこのあいだのことだ。
 EveryTrailのtrackpintを取得する間隔を大きめにすれば、よいのではないか。
 元々、ジャイブ中のtrackpointもとりたかったので狭い間隔に設定していた。だから1秒のちがいが大きくなっているのだろう。それなら間隔を広めにすれば、いいのではないか、と。
 そうやってmidaさんの航跡とか、見直してみると、trackpointの間隔はぼくの設定より広いような気がする(とくにジャイブ時、pointがひとつしかないところをみると)。

 今度、試してみることにしよう。

2013年5月17日金曜日

そういえば

 そういえば、昔、猪苗代湖で迷子になったことがある。
 道に迷ったわけではない——ウィンドサーフィンで猪苗代湖に出て友だちと追いかけっこをするようにして湖の中央あたりまで行ったら出艇した浜がわからなくなってしまったのだ。結局、友だちもわからなくなっていたのだが、彼は無事、帰りつき、ぼくは全然、ちがう浜に帰着した。ウィンドをやっている人がいてそちらへ行ってしまったのだ。猪苗代湖の広さを本栖湖ぐらい、と甘く見た失敗だった。
 今なら無事に帰りつけるだろう。
 経験を積んだからというわけじゃない。
 今はiPhoneを身につけてEveryTrailというGPSログアプリを動かしてセイリングしているからだ。湖の真ん中で迷子になってもiPhone上で現在地を確認できる。もちろんマップは3G回線か、WiFiにつながってなければ、表示されないが、航跡は——白地に赤ラインで見ることができる。
 それで出艇した場所までもどることはできるだろう。


こんな感じ↓

2013年4月21日日曜日

GPSデータ検証

 ウィンドサーフィンのGPSログはiPhoneのEvryTrailというアプリで記録しているだが、どうもとんでもない外れ値があらわれる。たとえば、このあいだの最初の1本――4分ほどのセイリングの最高速は108.2km/hである。世界記録すら超えている。おれってすごい。でもどうみても誤りだな。
 VikingというGPS data editor and analyzerソフトで見てみると、見事にスパイクのように飛び出しているところが何ヶ所もある。

 EvryTrailはクラウド側にデータをあげてウェブ上で表示、編集ができるのだけれど、GPX形式、Google Earth形式でもエクスポートできる。ただGPXのデータを見ても時間と位置情報と高さしか入っていなかった。たしかにそこから速度は求められるだろうけど。うーむ。
 いろいろ探して試してみたところ、gpsbabelでspeedをGPXに追加できることがわかった。

gpsbabel -i gpx -f input.gpx -x track,speed -o gpx -F output.gpx

 で、GPXはXMLなのでspeedのデータをひっこ抜いてRでグラフにしたものが下図。speedのデータはどうも「m/s」だったので時速になおしている。時間軸にしてないのでまぁ、ちょっと幅がVikingのグラフとちがうが同じような形をしている。

 さらにRのsmooth関数をつかって丸めてみたのが、次。

 うーん、たぶんこれが実際に近いな。最高速は33.87106km/h。端数に意味はない。
 ちなみに今までのGPSデータを読み込ませたら次のようになった(笑)。

2010年4月9日金曜日

カーナビとしてのiPhone

 ぼくの車にはカーナビがついていない。
 たしかに御前崎へ行ったり、本栖湖へ行ったり、湘南へ行ったり、三浦に行ったりするわけだからカーナビは便利かもしれない。車を買うときにたしかにすすめられた。しかし、購入はしなかった。
 理由は簡単だ。必要性を感じなかった。
 あちらこちらへ行くけれど、それはある意味、日常的に行くのでルートは確立している。カーナビに案内してもらう必要がない。新しいところへ行くにしても前日に地図でルートを想定するのでやはり必要性を感じない――というか、空間的に把握せずにカーナビに従って走るのは気持ちが悪い。
 それでもあれば、と思うこともある。
 道の迷ったときだ。
 現在位置がわからないとき。
 しかし、なぁ、そんな、いつ起きるか、わからないときに備えてカーナビを購入する気にはなれずにいた。
 それがこの間、本栖湖の帰り――中央高速で帰ったときのことだ。
 実はこのルートは初体験だったのだが、それほど心配してなかった。高速は案内をきちんと追っていけば、大概、目的地にたどりつけるものだ。ところがふと気づくと、地下を走っていた。首都高速にはいったところでだ。
 しまったぁ、首都高速に新しいところができた、とは聞いていたが。
 これかあっ。
 案内板はあるので向かっている方向はわかるが、東名高速――ぼくの頭の中ではその方向は正しいのだが、何か、嫌な予感を覚える。
 それで思い出したのがiPhoneだ。
 iPhoneにはマップというGoogleマップと連動したアプリがある。iPhoneのGPS機能をつかったものだ。起動した。3G回線に接続できたことはラッキーだった。
 見ると、現在地は池尻大橋になっている。
 想像と全然、ちがう!
 激しく動揺してきっと地下なのでGPSの電波が届いていないのだ、と考えた。
 この考えはあのぶどうはすっぱい、だった。つまり現状から目をそらしただけ。
 GPSの電波が届いていないのなら池尻大橋自体がでてくるわけないじゃないか。
 現在地は池尻大橋だ!
 ありえない! と思いつつもようやくそのことに気づいた。動揺しながら現状を受け入れて東名行きとは反対のルートを選択した。かなり気持ち的には思いきった判断だった。
 というのも想像ではこの先、東名行きの途中から渋谷行きと目黒行きに別れるはず、と思っていたからだ。そこで目黒行きへ向かう。それが目算だった。だからこそ東名行きを選択して走っていた。ところが池尻大橋は目黒に行かず、渋谷行きのルートを選び、なおかつ通りすぎなければ、あらわれてこないはずなのだ。つまり結論! ぼくはまちがっている!
 おかげで間一髪のところで帰りのルートへ戻ることができた。あのままだったら東名に乗り入れるしかなくなっていた。
 これもiPhoneのおかげだ!
 そうしてこの機能があるならカーナビはやはりいらないじゃないか、と思った次第。

2010年2月16日火曜日

iPhoneについてなど


 先月――1月末にauからsoftbankに乗りかえた。
 理由は簡単、iPhoneが欲しかったからだ。元々、iPhoneがアメリカで販売されたときから欲しいと思っていたのだが、残念ながら日本でのキャリアはsoftbankであきらめていた。別にNMPがあったのだからその必要はなかったのだけれど――踏ん切りがつかなかった。
 その踏ん切りをつけてくれたのが、twitterだった。まだ、twitterははじめたばかりではまっているというわけでもなかったのだが、おもしろそうな感じはうけていたので――iPhoneからtwitterをするのがいいという風評もあり、これはiPhoneにするしかないかな、と。御前崎へウィンドに行って「御前崎なう」とつぶやいてみたいなどと考えたわけだ

 で、iPhoneのキャンペーンをやっていたこともあり、softbankへ切り替えた。最後の最後まで金がないので躊躇していたことも事実だが。長いこと使用していたiPodの電池の保ちが悪くなっていることも背中を押してくれた。
 はっきりいって以前のauは携帯端末として所有していただけだった。
 どの機能もそれほど魅力を感じず、どのサービスを利用するにもユーザから金を絞りとるものとしか、見えなかった。今だに使い方もほとんど把握していないほどだ。マナーモード切り替えすら知らないし、着信音すらかえていない。
 それほど、いじる魅力がなかった――。
 ところがiPhoneである。
 タッチパネルがこれほど、快楽とは知らなかった。


 もちろんタッチパネルがすべてではない。
 携帯端末好きには工夫しだいで様々なことができるということはたまらなく魅力的だ。いじれる、工夫できる、というのは快楽なのだ。それが以前の携帯電話では何もできなかった。根本的には単なるコンピュータだというのにだ。それでマーケットを創出できると思っているところにメーカー側の傲慢さがある。
 たとえば、GPS機能だ。
 以前の携帯でもGPS機能はついていたが、ほとんど利用できなかった。今、いる場所を相手にメールで送信できますって? は? 何、それ、である。機能があるのにそれを利用する手段が御仕着せのものしかない。げんなりしたね。興味すらなくしたよ。
 iPhoneはGPSロガーとして使用することができる。もちろん、デフォルトの機能ではないが――デフォルトの機能のマップぐらいしかないが、それすら以前の携帯にはなかった――、ネットと連携したEveryTrailというようなアプリがある。それをダウンロードしてくれば、GPSロガーとして使用できる。
 そして、何がよいか――以前の携帯とちがうか、というと、たとえ、そのようなアプリがあったとしてもそれを御仕着せのものでしか、なく、こちら側に選択肢がなかった。iPhoneのアプリはいろいろとあるため、GPSロガーにしても何種類か、あるうちから選択することができる。
 ちなみにGPSロガーについてはウィンドの航跡を記録したいと思い、一度、GPSロガーを購入し、その直後に壊してしまった、という苦い思い出がある。今のところ、いろいろとアプリを見た感じだとEveryTrailがよさげだ。あとは海に行く機会と、iPhoneを身につけて海にでる勇気だけだ。


 iPhoneの魅力のひとつはネットとの接続を前提に考えられていることだろう。
 とくに素のiPhoneでもおそろしいことに、Googleのクラウド環境へSafariで接続できるのだ。これでたいがいのことはできてしまう。それだけでも充分なくらいで、それだけで携帯電話より使用価値はまちがいなく高い。しかもWi-Fi接続が可能なのだ。
 ちなみに昔、auの携帯のOperaからインターネット接続して天気図を見ていたのだが、画像データのドットを――おそらくデータ量を減らすために――抜かしていてなんのために天気図を見ているのか、わからなくてげんなりした。風向の矢印がどっち向きなのか、わからなかったりしたのだ。きわめて許し難かった。この件に関しては一生、auを恨みつづけるつもりだ。


 今のところ、iPhoneのアプリのお気に入りは次の二つ。いずれもまだ、無料版を使用中だが。

・iBearMoney
・Evernote

 Evernoteはほとんど携帯端末としてはキラーアプリケーションといえるのではないだろうか。

2009年4月22日水曜日

2009年4月21日火曜日

GPSロガーの軌跡


 GPSロガーを試してみたところ、うーん、どうも思ったより精度はよくないようだ。
 ビルでGPSの電波が乱反射しているのかしらん? 行った覚えのない方向へ行ったり、あたりをうろうろしたりしている。

 それにしても付属のソフトの使い方がよく把握できん。
 プロットしたものをどうやって画像として落とせば、いいんだろ? 画面のハードコピーをとるのだろうか……とか、つらつら考えていたらふと思った。

 GPSの位置情報をgnuplotに喰わせりゃ、いいんじゃね?

 で、データをcsvファイルにエクスポートしてgnuplotでプロットしてみた。おおっ、ぽいぞ。ぽい。でもなんか北が下になっている。緯度と経度ってどこが(0,0)だっけと考えてはっと気づいた。緯度と経度って角度じゃん。そうか。地図って北が広く見えてしまうもんだった。でもまぁ、人の動く範囲だとそんなの誤差の範疇か……。
 とりあえず、180度ひっくり返す方法ないかなぁ、とマニュアルをひっくり返したところ、緯度と経度でプロットする方法があった。驚く。へぇ、すげえな。極座標プロットとかいうらしい。
set datafile separator ","
set mapping spherical
set polar
set angles degrees
unset xtics
unset ytics
plot "trip_090421131156.csv" u 3:4 with lines title "20080420"

 で、プロットしてみたのが、上の図。昨日のぼくの動線。
 まぁ、わけがわからんな……。

2009年4月20日月曜日

GPSロガーなるものを買った


















別に何をしようと言うわけではないけれど(もちろんセイリング中の軌跡を記録してみたいということはあるけれど)、結局はたんなる衝動買い。

いやぁ、それにしても小さい。
なんじゃ、こりゃ。