2021年4月22日木曜日

チャド・スタエルスキ監督「ジョン・ウィック : パラベラム」

 クランクインの前に体重をがっつり絞るという話だったけれど。
 キアヌ・リーブス、痩せなくなったなぁ。
 無精髭の影で二重顎になっているし。年齢的に痩せることができなくなったのかなぁ。

 と思っていたら後半でわりとシャープになっていた。
 もしかしたら前半はずっと逃亡シーンなのでそのための演出だったのかもしれない。

2021年4月21日水曜日

大島渚監督「東京戦争戦後秘話」

 押井守の実写映画からアクションと暴力をエロに置き換えたような映画だった。
 わりとこの手の映画には耐性があるうえ 1、どちらかといえば好みだったりもする。
 とくにラスト近くのシーンに息を飲んだ。

 ——これ、「2001年 宇宙の旅」じゃないか。

 「2001年 宇宙の旅」は1968年、「東京戦争戦後秘話」は1970年なのでインスパイアされたのかもしれない。

 ただ、学生たちの会話にはどうしても苛々させられてしまった。
 カリカルチュアされたものだと、思うけれど、もしその時代に生きていたらもしかしたら自分もそんな会話をしていたかも、と思うとぞっとする。

Footnotes:

1

なにしろ、テレビ版の「エヴァンゲリオン」の最終話すら平気だった。

2021年4月20日火曜日

水島努監督「ガールズ&パンツァー 最終章 第3章」

 ロードショーがはじまった。
 でもコロナでもあるし、観に行くのはやめようかな、と思っていたのだけれど。
 『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話 本編冒頭映像を観ていたら。

 ——あれ、これってどう観てもアンコウチームが撃破される流れじゃね?

 そう思ったら観に行くしか、なかった。
 予想以上に劇場は混んでいて驚いた。

 マコさん、大活躍。
 その上、すぐに第4話を観たくなる。

 帰りに「ゴーゴーカレー」を食べにいったら覿面、太った。

2021年4月13日火曜日

タブを固定

 Safariを使っていて「タブを固定」という文字が一瞬、見えた。
 ——なんぞ。

 どうやら特定のタブをピン止めできるらしい。立ち上げなおしても復活する。まさに欲しかった機能だ。ただ、タブがやたら小さいのでマウスで選ぶの面倒——と思ってキー操作を探した。
 なんとcommand+<数字>で直接、タブへ飛べるじゃないか。 Chromeでもできた。

 おおっ。むっちゃ便利じゃん。
 ただし、うっかりcommnad+Qを押してしまうので要注意だ。

2021年4月8日木曜日

2021年4月6日火曜日

青空文庫

 坂口安吾の「堕落論」を読み直したくなった。
 理由はない。
 しかし、手元に現物はない。どうしたものか——買い直すか、図書館で借りるか。ふと青空文庫に入っているじゃないか、と気づいた。
 元々リリースされたときに、i文庫は購入している。すこしも利用していなかったけれど。そこから青空文庫を検索してみると、入っていた。さっそくダウンロードして読む。

 青空文庫のラインナップをつらつら眺めてそれにしても、と思う。これだけでも読み尽くすことはできないんだろうなぁ。いわんや毎月のように新刊が発行されるこの世の中すべての本など、とても。バベルの図書館など不可能だ。
 著作権の切れた作品がメインだけれども、作者が(たぶん)著作権を放棄したものも若干、あるようだ。片岡義男とか、円城塔とか。

 「堕落論」はすっかり内容を忘れていた。
 以前、読んだときにもそれほど、感銘を受けなかったのだけれど、終戦したあとの風景が(たぶん)山田風太郎の「戦中派動乱日記」の中の風景と同質で不思議な気分になった。

2021年4月5日月曜日