押井守の実写映画からアクションと暴力をエロに置き換えたような映画だった。
わりとこの手の映画には耐性があるうえ 1、どちらかといえば好みだったりもする。
とくにラスト近くのシーンに息を飲んだ。
——これ、「2001年 宇宙の旅」じゃないか。
「2001年 宇宙の旅」は1968年、「東京戦争戦後秘話」は1970年なのでインスパイアされたのかもしれない。
ただ、学生たちの会話にはどうしても苛々させられてしまった。
カリカルチュアされたものだと、思うけれど、もしその時代に生きていたらもしかしたら自分もそんな会話をしていたかも、と思うとぞっとする。
Footnotes:
1
なにしろ、テレビ版の「エヴァンゲリオン」の最終話すら平気だった。