迂闊すぎた。
#gnome3 on #freebsd できたなう #cinnamon も動く 10.1-RELEASE なら pkg install gnome3 であとは他のWMと同様。 11-CURRENT on VMWare で死ぬけど pic.twitter.com/x9sIvnO0zg
— Dan Kogai (@dankogai) 2014, 11月 30
というのでうっかりGNOME3をインストールしてしまったのだ。「pkg install gnome3」——使えるパソコンが一台しか、ないというのに。いきなりログインマネージャー——GDMが動かなくなった。
画面が真っ暗。
わー。
しかも最近、Alt+Ctrl+F1でなぜか、仮想端末にはいれない。大勢に影響がないので原因は探ってなかったのだが、おかげで真っ暗になった画面を前に何もできなくなってしまった。ほんとうに手も足もでない。
rebootしても最終的に真っ暗な画面にたどりつくだけだから。
シングルユーザーモードで立ち上げなおしてもディスクがreadonlyなので、rc.confを修正することができないのだ。あー、しまった。しまったよ。
どうしようもなくてssh経由で裏からThinkPadにはいってrc.confを修正してGDMを殺す。sshdを立ち上げておいてよかったよ、まったく。
それからいろいろ試してみたのだが、GNOME3自体もうまく動かないことが判明。
しかもGNOME2のGDMにもどそうとしたのだが、うまくもどせなかった。あいかわらずGDMが真っ暗なまま。結局、「GDM (GNOME 3) fails to show login screen」という記事を見つけてGNOME3はあきらめた。まだ問題は解決してないように読める。
もういっそパソコンを買い替えようか、と思ったほどだった。
ログインマネージャーを経由せずに、startxで立ち上げるという手はあるのだけど、この方法だとどうもデスクトップから直接、シャットダウンできなくなる(権限の問題だろう)。それはそれで問題だ。どういうわけか、デスクトップを終了させてもコンソール画面まで戻らないのだ。
Xのログインマネージャーはrc.confをいじれば、すぐ動くというものでもないしなぁ。そこでKDesktopのログインマネージャーを使ってみる——KDM。だめだぁ、なんか、ピンとこない。KDMからMATEを使う方法をさがしている道行で、SLiMというログインマネージャーを見つける。「pkg」にあった。
インストール。
設定もrc.confだけで充分だった。「slim_enable="YES"」
ログインしたらいきなり、MATEが動いて驚いた。「/usr/local/etc/slim.conf」の中を見てやっていることがわかる。「.xinitrc」を起動させていた。
なるほど。
それでKDMのカスタムは「.xsession」を起動していたのかもしれない、と気づく。そこにMATEを起動するようにすれば、うまく動いたのかもしれない。ためしていないけど。
いずれにしてもSLiMのわかりやすさが気に入ってログインマネージャーに採用。
これでGNOME3がおかしくてもログインマネージャーに影響することはなくなった。けれど、たぶんGNOME3はいれない気がする。何度か、pkgからインストールしなおしているときに気づいたのだが、gnucashが削除されていた。
パッケージの依存関係からだろうが、それはこまる。非常にこまる。
というわけでGNOME3はいれないと思う。ここしばらくは。