2014年12月10日水曜日

ThinkPadが動かなくなった……

 あと数日でMacBook Airが屆くという朝だ。
 ThinkPadが立ち上がらなくなった。bootメッセージの途中で、fsckをかけろ、とシングルユーザモードにはいる。そこでいつものように「fsck -y」を打ったのだが、終了してもfsckをもう一度、かけろみたいなメッセージがでる。
 そこで何度もfsckをかけてはbootというのを繰り返したのだが、動かない。いろいろなことを試した中で、safe-modeで立ち上げたときに次のメッセージに気づいた。

WARNING: /: TRIM flag on fs but disk does not support TRIM

 ん〜。
 これってもしかたらSSDが壊れたってこと?
 書き込めなくなったってこと?
 うわー、まいったな。新車がとどく数日前に故障する車かよ。
 MacBook Airがとどいてもすぐにつかえる環境になるわけじゃない。週末には競馬がある。なんとしてもThinkPadのFreeBSD環境を取り戻さなくては。とりあえず、SSDのリードはできる。ごっそりバックアップしてインストールしないしか……あっ、ネットワーク環境がない。
 実はもう一台のパソコン——DELLはOSがWindowsXPのため、外の世界にでていかないようにしてある。ああ、しまったな。二週間ほど前に、FreeBSD環境をいれたハードディスクをバックアップ用に転用してなければ、なぁ。色々と状況が不毛だ。
 フルバックアップしようにも空いているディスクがなく、頭を抱えてしまった。
 いろんなことを試みた末——幸いFreeBSDをいれたUSBメモリを見つける——、ふと「/etc/rc」の途中で落ちているのだから「tmpfs」が悪さをしているかもしれないな、と思い、「/etc/fstab」を修正した。ThinkPadの中からSSDを取り出してお立ち台に接続して。
 きっと疲れていたんだな。
 SSDが書き込みできなくなっていることをうっかり忘れていた。
 修正したあとに気づく。あれ? 書き込めたんじゃね?
 それで立ち上げてみると、ThinkPadが動いた。FreeBSDが立ち上がった……。そのあと、fsckをかけるなどの作業をする必要はあったけれど、とりあえず、動くなようになる。しかし、原因は「tmpfs」のせいでもなく——設定を元にもどしたが、問題はなかった——、強引に書き込みをかけたことで、SSDが書き込めるようになったのか?
 どうもそういうことではないらしく、safe-modeでのワーニングメッセージはあいかわらず、でているので、あのメッセージの意味はsafe-modeではtrimが有効にならないよ、というていどのことらしい。

 結局、原因は不明。
 わかっているのは一日が丸々、潰れてしまったということだ。別に貴重でもない一日だが。