この後におよんで壊れますか!
thinkpad!
— 山田 (@yamada1961) 2014, 12月 9
あと数日でMacBook Airが屆くという朝だ。
ThinkPadが立ち上がらなくなった。bootメッセージの途中で、fsckをかけろ、とシングルユーザモードにはいる。そこでいつものように「fsck -y」を打ったのだが、終了してもfsckをもう一度、かけろみたいなメッセージがでる。
そこで何度もfsckをかけてはbootというのを繰り返したのだが、動かない。いろいろなことを試した中で、safe-modeで立ち上げたときに次のメッセージに気づいた。
WARNING: /: TRIM flag on fs but disk does not support TRIM
ん〜。
これってもしかたらSSDが壊れたってこと?
書き込めなくなったってこと?
うわー、まいったな。新車がとどく数日前に故障する車かよ。
MacBook Airがとどいてもすぐにつかえる環境になるわけじゃない。週末には競馬がある。なんとしてもThinkPadのFreeBSD環境を取り戻さなくては。とりあえず、SSDのリードはできる。ごっそりバックアップしてインストールしないしか……あっ、ネットワーク環境がない。
実はもう一台のパソコン——DELLはOSがWindowsXPのため、外の世界にでていかないようにしてある。ああ、しまったな。二週間ほど前に、FreeBSD環境をいれたハードディスクをバックアップ用に転用してなければ、なぁ。色々と状況が不毛だ。
フルバックアップしようにも空いているディスクがなく、頭を抱えてしまった。
いろんなことを試みた末——幸いFreeBSDをいれたUSBメモリを見つける——、ふと「/etc/rc」の途中で落ちているのだから「tmpfs」が悪さをしているかもしれないな、と思い、「/etc/fstab」を修正した。ThinkPadの中からSSDを取り出してお立ち台に接続して。
きっと疲れていたんだな。
SSDが書き込みできなくなっていることをうっかり忘れていた。
修正したあとに気づく。あれ? 書き込めたんじゃね?
それで立ち上げてみると、ThinkPadが動いた。FreeBSDが立ち上がった……。そのあと、fsckをかけるなどの作業をする必要はあったけれど、とりあえず、動くなようになる。しかし、原因は「tmpfs」のせいでもなく——設定を元にもどしたが、問題はなかった——、強引に書き込みをかけたことで、SSDが書き込めるようになったのか?
どうもそういうことではないらしく、safe-modeでのワーニングメッセージはあいかわらず、でているので、あのメッセージの意味はsafe-modeではtrimが有効にならないよ、というていどのことらしい。
結局、原因は不明。
わかっているのは一日が丸々、潰れてしまったということだ。別に貴重でもない一日だが。