2016年1月22日金曜日

GnuCashつらつら

 ありとあらゆるお金の出し入れをGnuCashに入力して——ようやく三年近くのデータがたまった。つらつらながめていて年間、どのくらいお金をつかっているのか、ようやく判明した。
 たとえば、勘定科目ツリーウィンドウの費用の「合計(期間)」が一年間、かかった費用ということになる。1普通には収入があるものなので、それは収益が該当する。で、年間の利益(収益 - 費用)はサマリーバーに表示される。これがプラスなら資産は増えたということでよろこばしい。マイナスは資産が減ったということだ。通常はここはプラスだろう。2
 ただしここには株式投資のキャピタルゲインは計上されない(ようだ)。3
 それは資産の項目になる。
 ある意味、これは当然で株式の購入、売却は通常、資産の項目間の移動になるからだ。手数料などは費用に計上されるが、100万円のキャピタルゲインは資産の100万円の増加としてしか、あらわれない(と思う)。4
 サマリーバーの純資産は今、この瞬間(会計期間の最新)の状態で、これがマイナスということは借金生活をしているということにほかならない。
 待て。ほかならないなんていっている場合じゃないじゃないか!

 つくづく思うのは社会人になってからのデータが全部あればなぁ、ということだ。ながめているだけで一日、飽きないような気がする。

Footnotes:

1

会計期間は「設定 >> 会計期間」で設定できる。

2

マイナスは年々、手持ちのお金が減っていっているということである。

3

配当金は収益として計上される。

4

そうやって考えると、キャピタルゲインに税金がかかるのは納得がいかないことかもしれない。銀行口座を移しかえたのと同じことなんだから。手数料がかかるのはしかたないとしても。