2013年2月20日水曜日
GnuCashとKMyMoney
元々、iPhoneにiBearMoneyというアプリをいれるくらいだから(今はMoneyというアプリになった。iBearMoneyがMoneyになったのだ)こづかい帳ではなく、財務管理ソフトが欲しいなぁ、とは思っていた。管理しなければ、ならないほど、お金があるわけじゃないが、手持ちのお金を借金との差分として認識しておきたかったのだ。こづかい帳だと、お金の出入りなのでクレジットとかの把握がむずかしいだろう、と。実際にそうなのかは使ってないのでわからないが。
フリーの財務管理ソフトなんてない、と思っていたのでiBearMoneyを購入したのだけど、なんとFreeBSDハンドブックに「7.5. 財務管理ソフトウェア」ってあった。GnuCashとKMyMoney。知らなかったよ。Windows版もあるという。ああ、なんてことだ。で、とりあえず、GnuCashをインストールしてiMoneyのデータをインポートしてみた。QIFファイルで。
ものを知らないのとは恐しいもので、それでデータの移行ができるとばかり思っていた。よくよく「QIFファイルのインポート」を読んでみると、どうも口座ごとに入出金のデータを取り込むようになっているらしい。えーっ。iMoney上には口座に相当するものが、八つもあるぞ。今はiMoneyで証券口座を管理していないので、それも組み込もうと思っていたのに。
なんかよく理解できないし。
使うのをあきらめようか、とも思ったけれど。
とりあえず、過去の分を取り込むのをあきらめるだけにした。口座ごとにQIFファイルを生成しても結局、手作業でいろいろと調整しなければ、いけなかったからだ。いちから出直しである。
KMyMoneyも似たような感じだろうとは思う。使ってないのでよくわからない。GnuCashのデータをそのまま、インポートができるので、途中までつくったデータを再利用してみたところ、悪くなさそうだ。とくに初期画面で、資産と負債が左右にならべて表示されるところはともて気に入った。そういうものを求めていたのだよ。でもなんか、GnuCashと値が一致しないし、手計算すると、GnuCashもKMyMoneyもちがう金額だ。どこの金額を使っているのか、よくわからん。
それでもそれなりのデータがそろってきたらこのまま、やってみようか、という気になってきた。そのうち、銀行口座などのデータはインポートすれば、いい、ということに(ようやく)気づいた。すると、OFXファイルのインポートができるKMyMoneyかな、と思ったが、インポートしてみると、文字化けしてしまう。csvもサポートしていない。
見た目はあきらかにKMyMoneyなのだが。
KMyMoneyがだめだったとき、GnuCashにもどすことはむずかしそうなので、GnuCashを使うしか、ないか。もっともいろいろと使ってみているうちに馴れてきて結構、いいんじゃないか、と思えてきた。でも貸借対照表が上下にわかれているのはなんか、嫌だ。
まぁ、一年ぐらい使ってみれば、馴染むかな。
そんな気がする。
そのころにはもうすこし、理解も進んでいることだろう。
それにしても入出金のデータを二ヶ月分ぐらいしか、サポートしてない銀行が多くでげんなりしてしまった。今までの入出金明細を取得できたのは新生銀行だけだった。