年末にSSDがおなくなりになり、古いHDDへFreeBSDをインストールしたけれど、いずれ、SSD換装をしようか、と考えていた。ZFSがらみをネットで検索していてあれ、SSDって結構、まずいかも、ということに気がついた。元々、書き込み回数に上限があることは知っていたのだけど、HDDとそんなかわらないだろうと安易に思っていたらどうもそうではないらしい。
たしかにThinkPadの使用頻度は高かった。
しかもEmacsでauto-save-buffers-enhancedを使っている。どうもこれがまずいような気がしてきた。というのも、auto-save-buffers-enhancedをオンにしていると、一文字でも編集すると、ファイルをセーブにいくのだ。つまり一日のうちに信じられないくらいの回数、SSDに書き込みを行なっていたということだ。
それを考えると、年末にSSDがおなくなりになった原因はそこだったのではないか。単純に書き込み回数をこえた。そうではないか。すると、これからも何度でも起きてしまうのではないか。
しかもSSDのなくなり方は——年末に経験したことが、普通だとすると——、ちょっときつい。ディスク全体がいきなりアクセスできなくなった。部分的にレスキューすることができなかった。HDDだとそこまでの壊れ方はあまり経験したことがない。というか。HDDがハード的に死んだことはない(ラッキーな人生だったのかもしれない)。
結論。ぼくの使い方だとSSDとは相性が悪すぎる。
なのでThinkPadはSSDに換装しない。
一番ほっとしたのは、実はMacAirを買わない理由ができたことかもしれない。買わなくてよかった!
ぼくはあの葡萄がすっぱいのキツネか(笑)。
>>【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命