情報がうまくつながっていなくてわからなかったことが、ふいにつながってあっと思うことがよくある。つながってしまうと、なぜ、わからなかったのか、気づけなかったのか、理解すらできなくなってしまうのだけれど。ただの馬鹿? 1
たとえば、GnuCashに純資産という項目がある。
資産、負債、収益、費用はまぁ、わかる。だけど、純資産って何? 資産とはちがうの? 何なの? おいしいの?
気づいたのはついこのあいだ——風呂につかっているときである。アルキメデスか。エウレカ。
——純資産ってあるじゃん。
そもそもGnuCashを使うようになったのは
いいわけをするなら、GnuCashの勘定科目としての純資産はバランスシートの純資産とは若干、ちがう。純資産の合計がイコール、バランスシートの純資産になるわけではない。実際にバランスシートを作成すると、値がちがうから。ただ、概念としてはバランスシートの純資産だろう。
最初、100万もっていたとする。
GnuCashの初期入力は純資産に計上するというのは上記のようになるからだ。
で、親に50万、借金した。
すると構成はこうなる。
そして、親が死んで借金を返さなくてよくなったら。
となるわけだ。
簡単明瞭、シンプル。