iPhoneを買い替えざろう得なくなったとき、懸念は防水ハウジングだった。
ぼくはiPhoneをGPSロガーがわりにしていたので、防水ハウジングは必須なのだ。以前は動画用のカメラとしても使っていたけれど、さすがに 本栖湖の湖底に沈めてしまっては、もう使うことはないだろう。
問題はiPhoneのサイズである。
Appleは毎回、スマホのサイズを変更してしまうので、今までの防水ハウジングが使えなくなる可能性が非常に高い。というか、絶対、使えない。ところが届いた iPhone 12 miniとiPhone 6Sを比べてみたら似たようなサイズだった。
——これはもしかしたら使えるんじゃね?
何かがすこしちがうようだけど、スペーサーにはうまく嵌った。
そこで今さらながら気づいた。12にはホームボタンがない。サイドボタンの位置も微妙にちがう。これはハウジングの中のiPhoneを操作できないかもしれない。
ディスプレイがタップできれば、なんとか、なりそうな気もするけど。
ハウジングに挿しこんだ。
九割ほど入ったところでひっかかった。
どうやら12の方が若干、厚みがあるらしい。それで途中でひっかかる。
うーむ。
スペーサーなしならどうだろう。
おっ、ちゃんと蓋も閉まった。カメラはだめそうだけど、これは想定内。
ただしやはりタッチ画面からしか、操作できないようだ。これだと、使っているあいだ中、画面はオンになってしまっているかもしれない。
ま、実際に使ってみないとなんともいえないが。