Apple pencilのデモ動画でわずかに遅延していたのでいまいちだなぁ、と思っていたのだけれど——どういうわけか、注文してしまった。しかもそんな欲しいと思っていなかったのにだ。後悔した気分のまま、製品が到着してしまった。
初期設定をしてすこし使ってみてまだ後悔している。
値段の価値はないよなぁ、と。自分にとって。
pencil自体は適度な重さで、ペン軸がちょっと細いかな、ということと値段以外は不満はなかった。ただ、紙と鉛筆とは書き味がちがいすぎて——ディスプレイの表面がつるつるしているので——違和感が大きい。
文字入力ならやはりキーボードなので、やはりpencilは必要ないのだった。
ただ——値段にたいするメリットとしては微々たるものだけど——、pencilでiPadをつついて操作できるのはいい。別に潔癖症というわけではないけれど、指先がべたつくような日にiPadを操作するのは不快でしかたがなかった。ちょっとディスプレイに刺さるような感触なのでそれはそれでストレスを感じてしまうのだけれど。
9.7インチiPad Pro | Wi-Fiモデル | 437 g |
iPad自体はiPad miniを買ってからもう四年ほどたつので、そろそろ買い換えの時期といえば、そうだった。pencilを買うつもりがなかったらたぶん、買い替えることはなかったのだけれど、さすがに四年もたつと技術も進歩していて——値段も高くなっていたけれど——、重さはiPad ProとiPad miniはかわらない。片手で支えると、さすがに大きさのせいで(テコの原理ですな)重いけれど。
うーん。
——メリットが見出せない。どうしたものか。