つらつら、るびきち「日刊Emacs」を見ていたら。
#19 同時押し&リピート 少し特殊なキー設定 (Software Design 2015年11月号掲載記事) Emacs key-chord smartrep インストール 設定 使い方
という記事の、とくに「プレフィクスキーを省略させるsmartrep」に興味を魅かれた。さっそく導入してみた。other-windowがC-xoooでつぎつぎとウィンドウを移動できるのはいい。導入以前はC-xC-oC-xC-oと繰り返していた。けっこう面倒だな、と思って逆向きに行けるようにとか、定義していたのだけど、移動方向がちがうことがあってイラッとしていた。
これならほとんど、気にしなくてもいい。1
と思って、取りこんで使ってみていたのだが、だめだ。くりかえさないとき、イラッとする。smartrepにモードインしていると、そこから抜け出すために1キーが必要になる。たとえば、org-modeでC-cC-pとやって飛んでC-nで一行下げようとすると、smartrepに喰われてしまってC-cC-nになってしまう。
これがストレスだ。
ただ、収穫もあった。C-xzにrepeatというのが、標準でバインドされていて——今回、はじめて知った——これがC-xzのあと、zの連打で処理をくりかえすことができるのだ。くりかえしのとき、1キー、増えるが、なんだ、smartrepと同じことができるということじゃないか。
これでいいや。
C-xC-tなんてのもあることを知ったことだし(transpose-lines)。
で、結局、other-windowだけ有効にすることにした。
Footnotes:
るびきち「日刊Emacs」ではC-tにother-windowを割り当てる方法を推奨しているけれど、C-tの連打より、oの連打の方が気持ち的に楽だ、ぼくは。