撮影した録画データを吸い上げようとして目が点になってしまった。
ファイルがいっぱいできている。もしかしたらアクションカメラってちょこちょことセーブするようになっているのか。ほかのアクションカメラもそうなのかは知らないが、すくなくとも購入したPatech スポーツカメラ 12MPはそうだった1。設定があったのでループ撮影をオフにしてみて試してみたところ、10分でセーブしてしまうようだ。
一本にしたとき、データの抜けもなく、きれいになるならいいのだが、切れ目で映像がほんのすこしだけ重なっている。そのため、一本として見ると、時間が一瞬、逆戻りする。どんなスタンド能力だ?
これにはこまった。
別に実害はないといえば、ないのだが、好みの問題だ(GPSデータと同期したときにすこしずつずれてしまうが)。
iPhoneをアクションカメラがわりにしていたとき、一本のファイルになっていたので2すっかり油断していた3。元々、iPhoneを止めたのは水底に沈めたときのショックが大きいからだ。もうひとつ理由もあってヘルメットにiPhoneをつけると、その重量で慣性がけっこうあってきつかった。喉が絞めつけられる。それを軽くしたいということもあった。
実際にアクションカメラをつかってみてもうひとつ、iPhoneならではのメリットに気づいた。GPSデータとの同期である。iPhoneでGPSを記録しているので撮影データと同期しやすいのだ。何しろ時刻が同期されているわけだから。
そうかぁ。
どういうわけか、Patech スポーツカメラ 12MPは時刻を合わせていたのにパワーオフにしたら時刻が更新されてなくて四日前の日付になっていた(2017/04/25追記:今はそんなことはない。別に原因があったのかもしれない。電池が完全に空になっていたとか)。
これがGoProだったのならiPhoneにもどす、という選択肢もあったのだが——水底に沈めたときの金額差はそんなに大きくない。ところが、Patech スポーツカメラ 12MPは安いんだよなぁ。こまったものだ。
悩んでいる。