* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 Fin:9.5inch
No | 時刻 | 帆走時間 | 帆走距離 | 最高速 | 平均時速 |
---|---|---|---|---|---|
1R | 13:06-13:44 | 37分 | 5.1km | 34.26km/h | 8.13km/h |
2R | 13:59-14:20 | 20分 | 4.6km | 39.19km/h | 13.36km/h |
3R | 14:24-14:36 | 11分 | 1.0km | 27.13km/h | 5.24km/h |
total 69分 10.7km 9.2km/h
——何年ぶりの海だろうか。1
このところずっと本栖湖にしか行っていない。淡水、平水面である。使っているのはウェイブ系の板とセイルだというのに。別にそれでもいいのだけれど、ひとつ問題が発生した。いくつか道具が限界で買い直さなければ、ならない——ハーネスラインとか、ジョイントベースとか、ウレタンとか——なのに、本栖湖の行き帰りに寄れるようなウィンドサーフィンのショップがないのである。2
というわけでとにかく一度、海へ行かなければ、とは思っていた。
ただ、海は風の吹くタイミングを推し量るのがむずかしい——外すのは嫌だ。本栖湖へばかり行くのはそのあたりに原因がある。
midaさんのサイトに貼られているWINDFINDERを見ていたらiPhoneのアプリがあることに気づいた。もちろんすぐにインストールした。iPad用も——それを見ていたら海は吹く。ただし雨まじりのようだが。午後から雨はあがり、風は残る。
これは行ってもいいな。ウィンドサーフィンのショップへ行かなければ、いけない、という用事もあることだし。湘南方面は夕方にヤボ用が入っていてちょっとむずかしい。それなら検見川があるじゃないか。ほとんど行ったことのないゲレンドだけど3。
たしか近くにウィンドサーフィンのショップもあったはずだ。
ところが朝、起きてみると、いい天気だった。晴れていた。
前線が通過するので午前中は雨という予報だったのに。低気圧の移動が予想より早かったのか——すると、今日ははずれか……。窓の外を見てみてもいわゆる小春日和である。すっかりあきらめて別のことでもしようか、と外へ出た。かすかな風が街路樹の葉をざわめかせている。
湿り気と熱をふくんだ空気 。春先、風の吹くときの匂いがした4。
それで検見川浜へ行く気になった。どうせショップへ行かなければ、いけないのだし。
まぶしいばかりの道中、風は全然、なかった。これははずしたな、と思いつつ、検見川浜に到着した。——吹いていた。出艇している十艇ほどのウィンドサーフィンはあまり走ってなかったが。
駐車場、ヨットハーバーのあたりを5うろつき、次、来るときのために設備を確認する。
それからもう一度、浜へでる。平日なのにこの人数は何だ。もしかしたら土日はもっと混むのか?
風は初見よりもけっこう微妙らしいことがわかった。
セイルは手持ちの最大サイズをチョイスした。本栖湖と同じセット。一本目はカメラはなし。ほとんどはじめての状況なので何があってもいいように身軽にしておいた。七年ぶりの波越え——左からのクロスオンで逗子に似ているコンディションだった。アウトはうねりがあって材木座の沖っぽい。
全然、うまく乗れなかった。
プレーイングしない。すっかりへたになっていた。元からへただったのかもしれないが。身体が動かないし、セイルもボードも重い。何かがおかしい。おかしいと思いながらも乗りつづけ、二本目はヘルメットにカメラをつけた。あとからふりかえってみると、このときが一番、風が入っていたらしく、ようやく普通にプレーニングした。それでもセイルは重く、ボードは水面に粘りつくようだった。なんだ、これ? 両手両足がものすごく疲れるんですけど?
うねりにもうまくタイミングを合わせられない。
ひと休みして三本目。
ランニングビーチスタートをしようとして足が攣った。
ビーチブレイクに翻弄されたうえ、風は落ちてしまったらしくまた、全然、走らなくなってしまった。ちょっとあがるには早いが、夕方のヤボ用もあるし、ショップに寄る必要もある——というわけで終了。
道具を片付け、徒歩で最寄りのウィンドサーフィンショップへ行ったのだが、なんと本日休業であった……。
ちなみに夕方のヤボ用というのはうちのやんちゃ娘が何か悪いものを食べたらしく体調を崩して一晩、入院していたのでその出迎えである。