helmが好きだ。
これがあるだけでEmacsから離れられない。最近は自前のものまでカスタマイズする始末。
たとえば、業務系のプログラム開発の現場だと、設計書はExcelで書かれていたりする。ファイル名にプログラムIDと機能名をつけたりしてね。プログラムIDは8桁のコードだったりして、けっこう泣ける。
今時? とか、思うのだけれど、下っ端がいってもかわるものではなく——。
プログラムIDがでてくるたびに一覧を探し出して、検索して機能名を調べたりするわけだ。
——めんどくさっ。
なのでhelmにぶち込んだ。
Emacsを立ち上げるときに設計書のフォルダを検索して生成したファイル一覧をhelmの「:sources」にする。ファイル一覧をプログラムIDと機能名の一覧にするわけだ。それをhelm検索する。
これでプログラムIDをいれるだけで(中途半端でも可) 1、機能名がわかる。逆に機能名からプログラムIDも引ける。
それをプロジェクトごとにつくってやると、なんと簡単な自前のデータベースができあがった。
一覧をメンテナンスする必要がないところが、これのいいところ。
「:preselect」でExcelで表示するようにしておけば、必要なときに設計書の参照もできる 2。
そうやってつくった複数の 3helmのデータベースをひとつのhelmのコマンドにまとめておけば、横断的に検索することもできる 4。すばらしい。
でもおかげでプログラムIDを全然、覚え切れない。