RaspberryPi B+にはFreeBSD12をいれるつもりだった。
しかし、動かない。
bootすらしない(後日、全然、動くことが判明した1)。
あかんわー。Ubuntuもあったけど、ちょっとかったるそうだ。というわけで、先代と同じくRaspbianをインストールした。しまった。区別がつかない。せめてケースのカラーリングぐらい別にすべきだった。
あたりまえのように動く。あたりまえだけど。
それにしてもこの軽いOS、RaspberryPi以外でもけっこういいかもしれない。
と、思ったらちゃんと「Raspberry Pi Desktop」というのがあった。
インストール後、パッケージをコツコツといれていく。
Debianのパッケージシステム。apt。
Emacs、postgres——SBCLもあった。1.3.7-1。EmacsのライブラリはRaspbianのパッケージからではなく、Emacs自身のパッケージシステムから。
SBCLの環境はFreeBSDと同様、quicklispからいれる。
ちょっととした気の迷いでaptからASDFをいれたのだけど、何かうまく動かせず——というか、SBCLには1.5.1のときのようにASDFが同梱されてなかった——、削除してまず、quicklispをいれたらいっしょについてきた。あ、そうなんだ。
「~/.sbclrc」に(require :asdf)を追加した以外はほぼ、FreeBSDのときと同じ。
ところが、このSBCL、threadをサポートしてなくて「make-thread」で落ちる。
くそおっ。
SBCLのgithubからソースをもってきてビルドする。
手順はほぼ、INSTALLというファイルに書いていた通り。ソースからビルドする場合はあらかじめ、CommonLispが必要だという。おもしろい。ところがINSTALLを読んでいたら不吉な一文が。
Native threads. Enabled by default on x86[-64] Linux only, also
available on x86[-64] Max OS X, x86[-64] FreeBSD, x86 Solaris,
and PPC Linux.
あかんかも。
何度か試してみたけれど、結局、Threadをサポートした状態にできず。
自前のプログラムはthread前提じゃなかったっけ。マルチに動かすために。
しまった、だめじゃないか2。