2017年10月28日土曜日

別サーバ間Emacsでもコピー&ペースト

 複数terminalのEmacs間のコピー&ペーストはemacsclientを使って同一プロセスにすることで可能になった
 でもそれはあくまで同一サーバでの話。
 別サーバのEmacsで共有できないものか。もちろんterminalのコピー&ペースト機能を使えば、いいのだけど——だからマウスをつけてないんだって。
 と、ひとり突っ込みをしていてふと思いついた。
 リモートシェルなり、telnetで相手側のシェルを立ち上げておいて。

emacsclient -e '(kill-new "XXXXXX")'

 ってやれば、いいじゃないか。
 それにしてもびっくりしたのだが、kill-ringってほんとうにそういう変数が存在しているんだね。
 知らなかった。

2017年10月18日水曜日

terminalのEmacsで複数タブを使用する

 terminal上でEmacsを画面二分割して使っている。
 それでもさらに画面が欲しくなるときがよく、ある。
 そういうときはterminalのタブ機能を使ってもうひとつ、Emacsを立ち上げていたのだけれど、これがけっこう面倒臭い。ふたつのEmacsは別プロセスなのでkillリング1が共有されていない。なので、terminaiのカット&ペースト機能を使うしかなくて……選択操作はマウスを使わなくっちゃいけない。
 あの、マウスつけてないんですけど。っていつもマウス持ってきていた。
 面倒臭い。
 ——なんとか複数Emacsでkillリングを共有する方法はないものか。
 つらつら考えて、そもそも複数Emacsを立ち上げなければ、いいということに気づいた。
 emacsclientである。
 最初のタブでserver-modeのEmacsを立ち上げておいて必要になったとき、次のタブで「emacsclient -nw」でEmacsを立ち上げる。これは実際にはserver-modeのEmacsなので、ひとつのEmacsで別々の画面を使っていることになる。
 当然、killリングは共有されているので、タブ間のカット&ペーストも自由自在。キー操作はEmacsそのもの(当たり前)。terminalのEmacsにタブ機能がついたみたいだ。ふたつ目のEmacsの起動、むちゃくちゃ早いし2
 ひさびさにEmacsってすげーって思った。

Footnotes:

1

killリングはEmacsのカット&ペースト用のバッファ

2

実際には起動してないので当たり前。

2017年10月10日火曜日

2017年10月9日(月):本栖湖FUNビーチ:晴れのち、曇り

* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 Fin:9.5inch

No 時刻 時間 帆走距離 最高速 平均時速 P%
1R 14:02-15:35 92分 13.9km 42.68km/h 8.98km/h 13.63
2R 15:55-16:06 10分 0.1km 6.16km/h 0.67km/h 0.00

total 103分 14.0km 8.1km/h

 先日の教訓を生かして本日は一部、高速を使うことにした。
 もっとも以前、使ったときは交差点でおカマを掘られてしまったんだよなぁ。不運に飛びこんでしまった。何はともあれ、高速を下りて二四六。妙に混んでいる。あれ、何でだろう。
 ——あっ。
 今日は三連休最後の日だった。帰りは混むかも。
 頭を抱えつつ、一時すぎに本栖湖着。
 行程は約20分ほどの短縮。でもこの20分が得だったかは微妙。十数艇のウィンドがでているけど、本栖湖はまだ吹いていなかった。吹きはじめたのは到着後、20分がたったころで、それなら高速を使わなくてもよかったんじゃね? と思わなくもない。
 吹きはじめたとはいえ、基本的にブローの範囲は狭く、風は足りず。
 ちょっときつい瞬間はあったけれど。
 まぁ、修理したブームが使えることがわかったので良いか。
 midaさんにぶち抜かれたり、間近でウィンドフォイルの走る姿を見ることができたり。ジャイブがあまりできなかったのは残念。またメタメタになってしまったのですこし練習したかったのだけど。
 ポートも何かおかしくて最後までしっくりこなかった。
 一時間半ほど乗ってひと休みしてもどってみると、風はかなりあやしく、道具を風上に運んでいるうちに終了してしまった。
 道具を片付けて、最後まで粘っていたmidaさんに挨拶して帰路につく。
 さいわい、道志以外は思ったほど、混んでいなかった。

2017年10月9日月曜日

ブームリペア

 ここ十年つねにそうであるように先立つものがない。
 なのにブームのインジョーが壊れてしまった。どうしよう。

 やっぱ新しいのを買うしかないか。でも行きつけのショップがあるわけではないので気持ちはいまいち。ご近所にあるわけでもないし。いっそウィンドそのものをやめてしまうか?
 待てよ。そういえば、昔、折ったブームのインジョーを残していなかったっけ?
 ——なかった。
 ああ、たしか、ほかのブームに使えない構造をしていたので捨ててしまったのだった。あれ? それならもう一本のブームのインジョーが使えるんじゃないか。あまり使うことのない、4.2専用のカーボンブーム。春先にグリップをリペアしたばかりの。

 まず、壊した160cmベースのブームのインジョーを外す。

 次に同じように145cmベースのブームのインジョーを分解。

 シートが噛んでいたり、といくつかの部品は160から流用して160cmベースのブームにインジョーを取り付ける。

 うん。使えそうだ。手持ちの全セイルをこれで張ることになるけど。

2017年10月8日日曜日

2017年10月7日(土):富津北:曇り

* Sail:CORE 5.3(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 Fin:9.5inch

No 時刻 時間 帆走距離 最高速 平均時速 P%
1R 11:11-12:40 88分 22.2km 35.69km/h 15.04km/h 60.60

total 88分 22.2km 15.0km/h

 早起きしたつもりなのに、富津北への到着予定時刻は10時半すぎだった。
 これは到着したときには時、すでに遅しパターン。
 うわあ、やっちまったか、と頭を抱えつつ、小雨の中、富津北へ向かう。富津岬のレースに何度か、参加したことはあるけど、ほとんど初めてのゲレンデだ。たぶん今、向かっているのは以前、一度だけ某社の面々に誘われて行ったことがあるところだ。
 実は三浦か、富津か、外房か、迷った。
 外房はあまりにも苦い思い出ばかりなので今回はパスして選択肢は三浦か、富津。両方は家からはほとんど、同じ距離。ほとんど行ったことがないので富津にした。
 次からは高速を使うことも検討しなきゃならんな、と考えつつ、富津北に到着した。すこし迷ったけれど。
 あっ、ここは以前、来たところだ、とすぐにわかった。
 でもずいぶんと様変わりしている。海岸はかわらないが——柵ができている——いろんな施設ががっつりできていて駐車場もあった。
 さいわい雨はあがっている上、風は残っているように思える。
 海岸でちょうどいたセイラーに聞くと、4.5だという。
 リペアしたセイルをさっそくか? と思ったけれど、5.3をセッティングした。元々、5.7のつもりの来富津だったので小さいセイルを選ぶことに抵抗があった。それにこのあと、予報によると、風は落ちるはずだ。
 ちょうど干潮の時間帯だったため、やたらと浅い。
 海藻もすごい。ブームエンドにつけたカメラががっつり藻の隠れてしまった1。乗る。オーバーセイルぎみ。一本往復してハーネスの位置を調整。乗る。なんか、セイルが重いな。ジャイブはめためた。超へたくそ。ダウンの引きが足りない。浅瀬でアウトを引き増ししたけど、ダウンは無理。また、岸にもどるのはたいへんなのでそのまま、乗る。
 プレーニングはするのだけど、浅瀬が怖くてたまらない。何度か、ひっかけて沈。上側に波があり、そのあたりでウィンドをしている人、多数。上っていく。おや、白波だ、と思って突っこんだらただの浅瀬で投げ飛ばされた。

 波のあるところで二往復ほど。どオンと浅瀬が恐くで早々に退散する。
 怖々と下らせていると、風が落ちはじめていることに気づく。
 いったん出艇した岸へもどる。
 休憩して20分ほどで海へもどると、風はかなり落ちてしまっていた。
 5.7ならぎりぎり走るかなぁ。
 セイルチェンジしようか、迷いに迷って結局、あがることにした。実は迷わなかったとしても結果は同じだった。セイルをばらしてみると、ブームのインジョーが破損していた。5.7へのセイルチェンジは不可能だった。

Footnotes:

1

カメラからの視点の動画に残っているのだけど、見るとかなり気持ち悪かった。

2017年10月2日月曜日

セイルリペア

 ここ十年つねにそうであるように先立つものがない。
 では岩井で破ってしまったセイルをどうしようか。

 やはりリペアするしか、ないか。でもクリスタルテープだけでだいじょうぶだろうか。いっそ、4.7は欠番にしようか、と思ったのだけれど、ふと接着剤を挟みこんだらいけるんじゃね? と思いついた。
 さっそくやってみる。

 まず片面をクリスタルテープで固定。
 で、裏返して破れたところをボンドで塞ぐ。

 ボンドがだいたい乾いたところで、上からさらにクリスタルテープを貼る、と。

 おっ、これなら以前破ってしまったExpressionも補修できるんじゃないか。

 やっぱ無理か。