terminal上でEmacsを画面二分割して使っている。
それでもさらに画面が欲しくなるときがよく、ある。
そういうときはterminalのタブ機能を使ってもうひとつ、Emacsを立ち上げていたのだけれど、これがけっこう面倒臭い。ふたつのEmacsは別プロセスなのでkillリング1が共有されていない。なので、terminaiのカット&ペースト機能を使うしかなくて……選択操作はマウスを使わなくっちゃいけない。
あの、マウスつけてないんですけど。っていつもマウス持ってきていた。
面倒臭い。
——なんとか複数Emacsでkillリングを共有する方法はないものか。
つらつら考えて、そもそも複数Emacsを立ち上げなければ、いいということに気づいた。
emacsclientである。
最初のタブでserver-modeのEmacsを立ち上げておいて必要になったとき、次のタブで「emacsclient -nw」でEmacsを立ち上げる。これは実際にはserver-modeのEmacsなので、ひとつのEmacsで別々の画面を使っていることになる。
当然、killリングは共有されているので、タブ間のカット&ペーストも自由自在。キー操作はEmacsそのもの(当たり前)。terminalのEmacsにタブ機能がついたみたいだ。ふたつ目のEmacsの起動、むちゃくちゃ早いし2。
ひさびさにEmacsってすげーって思った。