ほんのすこし嫌な予感はしていたのだ。
VIRB Edit for Macにアップデートが来ていたのを見て——一度は無視したのだが、気の迷いからアップデートしてしてしまった。2.9.2から3.0.1へ。
意外なところに影響が出た。
動画のエクスポートで同期したGPXが出力されなくなっていた。
機能を丸々なくすとも思えないので、色々、探してみたのだが、見つからない。なんてこった。頭を抱えてしまった。「Google earth Pro」を使ってトラックデータの動画を生成しようと思っていた矢先である。
——何で見つけたやり方をできなくしてしまうんだよぉ。
ダウングレードするしか、ない。
どうするか。
考えた末、気づいた。
ぼくにはTimeCupsleがあるじゃないか。Time Machine。それで無事、VIRB Editをダウングレードする。立ち上げると、アップデートしますか、とメッセージがでるが。
いやぁ、Time Machineって、すばらしい。
もちろん、GPXのデータを取り込める、というのはiMovieにできない長所なのだけれど、もう一点、iMovieにできなくてできることがある。時刻表示である。iMovieでも時刻表示はできるのだけれど、表示位置はどうやら固定らしい。VIRB Editはそれが調整できる。どうせなら秒数まで表示して欲しいところなのだが、それは見当たらなかった。——残念。
時刻はやはりファイルの拡張情報を開始時刻にしているらしい。
それを変更する手段はiMovieでもVIRB Editでも見つけることができなかった。