2015年6月10日水曜日

VikingとGpsPrune

 Vikingの代替をとしてGpsPruneを使ってみた。
 FreeBSDのpkgで見つけたソフトである。
 いまいちだった。
 GPS管理ツールのVikingの最大の目的は結局、地図に航跡を描き、画像データを出力することだったのに——速度によって線の色を変えてくれれば、なおのことよい——、それができない。
 AppleStoreでいろいろアプリを試してみたのだが、ぴんとくるものがない。
 Garminがだしているやつとか、あとMyTourBookとか。後者のやつはよさげだったのだが、あいにくMacOSでは動作しなかった。ああ、そうだったよ。MacOSはjavaのサポートを切ってしまったのだった。
 FreeBSDでもすぐに動かせるというわけではなさそうだったのであきらめた。

 ——どうしよう。
 portsでもうまくコンパイルが通らないVikingをリコンパイルするしか、ないか……。しこしこ、FreeBSD上で./configureを通していてふと気づく。これってMacOSでやってもいいんじゃね?
 で、今度はしこしこと、MacOSで./configureを通してmakeした。
 なんか、エラーはでていたけど、実行ファイルはできた。
 動かしてみると、ちゃんと動く。X上でだけど。1

 ただし、当たり前の話だが、日本語入力ができない。しかもCtrl-c、Ctrl-vで日本語をコピー&ペーストすると、文字化けしてしまう。あー、これは使えないかもなー。ところがマウス操作でなら日本語のコピー&ペーストはうまくいった。ならまぁ、いいか。

Footnotes:

1

GnuCashとか、Emacsとか、Xじゃなくても動いているので、もしかしたらGTK+ならnon Xで動くんじゃないか、と思っていたのだけど、そんなあまくはなかった。gtk-demoはnon Xで動いたのだけれど。