EveryTrailの代替である。
GPSのデータ自体はEveryTrailと同じく、クラウドのアップロードしてそこからダウンロードする形になる。形式はGPXのみ。これは問題ではない。ただ、取得するトラックポイントの間隔を指定できないようでほぼ1秒間隔で取得しているようだった1。同じ時刻データもある。
これはちょっと自前のツールに問題だった。トラックポイントに同時刻はない、という前提だったから。
しかたないのでgpsbabelで同時刻のデータを削ってもらうことにした。
gpsbabel -t -i GPX -f 入力ファイル名 -x track,merge -o GPX -F 出力ファイル名
EveryTrailではポーズにすると、セグメンテーションが別になっていたのだが、SportsTrackerでは丸々、ひとつになってしまうし、ポーズ中にもGPSにアクセスしているように見える。電池がもったいない。
データのセグメンテーション分けもgpsbabelにまかせることにした2。
gpsbabel -t -i GPX -f 入力ファイル名 -x track,split=3m -o GPX -F 出力ファイル名
合わせ技も可能だ。
gpsbabel -t -i GPX -f 入力ファイル名 -x track,merge -x track,split=3m -o GPX -F 出力ファイル名
それでも。
SportsTrackerでならiPhone上でスピードのグラフや、500mごと(ほかにも指定可能)のラップタイムをリストで見ることができる。これはいい。ちなみに先日の本栖湖のデータによると、500mごとのラップで最高速は34km/hであった。