2015年6月4日木曜日

2015年6月1日(月):本栖湖FUNビーチ:晴れ

* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 Fin:9.5inch

No 時刻 帆走時間 帆走距離 最高速 平均時速
1 14:47-15:09 21分 3.5km 39.67km/h 9.72km/h
2 15:14-15:28 13分 2.2km 38.70km/h 9.48km/h
3 15:50-16:29 38分 6.3km 43.26km/h 9.76km/h
  バッテリー充電中        
4 17:04-17:10 5分 1.4km 39.24km/h 16.46km/h
5 17:13-17:30 16分 2.7km 38.93km/h 10.01km/h

total 95分 16.1km 10.1km/h

 二度に渡る渋滞——警察の検問と工事——をこえてようやく、本栖湖へ着いたときには二時をすこし回っていた。もしかしたら外したかな、と思っていたのはドラゴン側に二艇しか、セイルが見えず、風もなさそうだったからだ。
 ところが車を止めていると、風が入りはじめた。白波も見える。
 ラッキー。ちょうど吹きはじめたところなのかもしれない。
 本日はiPhone用のマストトップアタッチメントの準備が間に合わなくて、はじめてiPhoneの動画撮影を使ったときのように、ブームのすこし上、マストに直づけである。
 直はすばやいんだぜぇ、とプロシュート兄貴1のセリフをつぶやきつつ、セッティング。なくなってしまったEveryTrailのかわりに、SportsTrackerというアプリも準備してある。さてうまくいくか、どうか。
 湖上の人になる。
 最高速39.67km/hを記録しているが、記憶にない。
 ポートがうまく走り出せなかったことと、ポートからのジャイブが何か、うまくない、ということで悩んでいた記憶しか、ない。途中、やたらと目立つセイルに気づく。ひとりよく走っているし、速い。セイルナンバーがついている。
 ——あれ? 今日は平日だろう? いいのか。
 カレーマンである。2
 ポートからのジャイブでのセイル返しのうしろ姿が特徴的で——手足がやたらと長い——、本人だと確信する。
 もうひとりセイルナンバーをつけていたセイラーがぼくに笑いながら突っこんできたのだけど、いくら考えても知り合いだという記憶がない。まちがいだったのだろう。二度とからんでくるようなことはなかった。
 前回のときよりもしっかりと吹いていた。
 実は4時半からバッテリーに充電するため、iPhoneなしだったのだが——GPSロガーなし——、このときが一番、気持ちよく乗れたのはなぜだろう。iPhoneでの動画撮影に何かプレッシャーでも感じているのだろうか。
 たぶん最高速を叩き出したのはこのときだったと思う。証拠はどこにもないけれど。
 五時半。
 ぼく以外の最後のセイラーが片付けはじめた。
 上りがとれなくて下からボードを引いてきていたぼくはそれを見て上がることにした。
 まだまだ、吹いていたし、まだ、乗りたかったのだが。


追加動画1
追加動画2

Footnotes:

2

片付けのときにすこし話した。ぼくには気づいていなかったらしい。