ただUbuntuをメインにすると、MacBook Airとのデータのやりとりが厄介だ。
やりとりすること自体はだいじょうぶなのだけれど1、問題はデータが二重管理になることだ。よくある問題で、昔からこの手のことには頭を悩ませてきた。
ここはやはり、DELLのデスクトップマシンとThinkPadを使っていたころの解決策を使うべきだろう。デスクトップで使うときはノート側を外部ディスクにしてしまうのである。さいわいsshでUbuntuからMacBook Airをmountできる2。
画面共有という手もあるけれど、これは体感速度的に許容できなかった。
あとは、UbuntuのEmacsからどうやってMacBook Airのファイルを使うか3。
待てよ。
ssh -Y ホスト名 emacs
で、いけるんじゃね?
これでMacBook AirのEmacsをUbuntuに表示できるんじゃね? そうしたら万事解決じゃね? GnuCashだって表示できるかもしれない。
そうした。
そうしてみた。
MacBook AirのEmacsは起動できた。
ところがUbuntuに表示されない。MacBook AirのXサーバに表示されてしまう。いろいろやってみた結果、どうやらCocoaが原因らしい4——と判断。
というのも起動すると一瞬、Macに表示されるのだ。
そのあと、Xサーバに表示されなおす。
ということはCocoaではなく、X11をバインドしたEmacsならうまくいくんじゃないだろうか。それだとMacBook Airで使うときにこまる予感がするけど5。
うーむ、だめか。