2018年12月25日火曜日

Beelink S1メインマシン化計画:試行錯誤

 ただUbuntuをメインにすると、MacBook Airとのデータのやりとりが厄介だ。
 やりとりすること自体はだいじょうぶなのだけれど1、問題はデータが二重管理になることだ。よくある問題で、昔からこの手のことには頭を悩ませてきた。
 ここはやはり、DELLのデスクトップマシンとThinkPadを使っていたころの解決策を使うべきだろう。デスクトップで使うときはノート側を外部ディスクにしてしまうのである。さいわいsshでUbuntuからMacBook Airをmountできる2
 画面共有という手もあるけれど、これは体感速度的に許容できなかった。

 あとは、UbuntuのEmacsからどうやってMacBook Airのファイルを使うか3

 待てよ。

ssh -Y ホスト名 emacs

 で、いけるんじゃね?
 これでMacBook AirのEmacsをUbuntuに表示できるんじゃね? そうしたら万事解決じゃね? GnuCashだって表示できるかもしれない。
 そうした。
 そうしてみた。
 MacBook AirのEmacsは起動できた。
 ところがUbuntuに表示されない。MacBook AirのXサーバに表示されてしまう。いろいろやってみた結果、どうやらCocoaが原因らしい4——と判断。
 というのも起動すると一瞬、Macに表示されるのだ。
 そのあと、Xサーバに表示されなおす。
 ということはCocoaではなく、X11をバインドしたEmacsならうまくいくんじゃないだろうか。それだとMacBook Airで使うときにこまる予感がするけど5

 うーむ、だめか。

Footnotes:

1

ssh、NFS——基本、なんでもありだ。

2

Emacsならssh経由でリモートのファイルをローカルと同じようにあつかえる。

3

pathがちがうのでbookmark機能とか、orgのagendaとか、ちょっと面倒。

4

MacBook AirのEmacsはCocoaを使用している。

5

ほとんどEmacsの世界にひきこもっているので問題ないかもしれない。