どうしてか、Lispには型がないとばかり思っていた。
さすがに文字列と数値とかはあるだろうけど、と。
DEF> (type-of :ABC) KEYWORD DEF>
ってやってみて驚いた。
「:」付きってkeywordという型をなのか。
あるじゃないか。型。
以前からよくわからなかった「:」はkeywordという型指定ということになるのか、つまり。もしかしたらリーダーマクロで実装されているんだろうか?
というか、根本的に勘違いしているじゃないか。
Lispはプログラムの実行時まで呼び出すべき変数のデータ型や関数の実体が決まらない動的束縛(late bindingともいう)の言語である。
竹内郁雄「初めての人のためのLisp [増補改訂版]」