* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 Fin:9.5inch
No | 時刻 | 時間 | 帆走距離 | 最高速 | 平均時速 | P% |
---|---|---|---|---|---|---|
1R | 15:49-16:10 | 21分 | 3.4km | 32.90km/h | 9.74km/h | 35.28 |
2R | 16:14-16:29 | 14分 | 3.1km | 31.45km/h | 12.33km/h | 45.69 |
3R | 16:36-17:22 | 45分 | 8.5km | 35.15km/h | 11.18km/h | 36.58 |
total 81分 15.0km 11.0km/h
オー! ノーッ おれの嫌いな言葉は一番が「努力」で二番目が「ガンバル」なんだぜーッ
「ジョジョの奇妙な冒険 第二部」より
まなじり吊り上げてウィンドへ行く自分が嫌だ1。
といいつつ、三度、岩井をおとずれた。到着するや、はずした予感。WINDFINDERでは吹きそうだったのだが。風が上がるのは二時か? 一時半ぐらいに風が入りはじめ、あわてて道具をセッティングしたのも束の間、風はなくなった。
風が入るのは三時か?
三時には四時か、と思った。来ていた人のうち、撤収する人があらわれる。
海上保安庁の速報とにらめっこ。洲崎の風が上がりはじめている。しかし、風向きは南。噂によると、岩井は南はだめだという。たしかに南側に岬が突き出ているが。館山がいい、という。
移動しようか、とも思ったが、道具をばらさなければ、いけない。
迷っているうちに、沖合いに風が入ってきた。
インサイドまでくるか、と見ていたが、なかなかのびてこない。これはだめだ。だめなパターンだ。これはアウトまで上っていくしかない——さいわいセイルは5.7に浮力のある260のボードだ。
で、なんと一番最初に出艇した2。
最初の風がないところをクリアするのがひと苦労だった。釣りをやっている突堤から出艇したいほどだった。残り滓のブローをひろってなんとか、アウトまで。プレーニング。予想通りオーバーだった。でも乗れないほどではない。ゲロではなかった。
波を求めてインサイドまでくると風がなくなる。
これはアウトで乗るしかないな、と思いながらも風がなくなるところまでもどってしまう。情けないことに、ジャイブではころころ沈。ちょっと馴れてないコンディションだととたん、だめになってしまう。
へただなぁ。
へたの横好きにしてもほどがあるぜ。
それでもブームの高さをかえたり、ダウンの引き増しをして強風セッティングにしたりして同じ道具で乗りつづける。一度、フロント〜、とターンしたらそのまま内側に倒れてアバラを海面で強打した。やっちまったか、と思ったが、さいわいだいじょうぶだった。深呼吸しても痛みはないので折れているということはないだろう。せいぜい打ち身と見た3。
風は上下しながらもなんとか、五時すぎまで乗れた。
最後はアウトにでてもプレーニングしなくなり、とろとろと帰着。見ると、ほかにでている人間はだれもいなかった。ビーチで沖合いをながめていた。まったく見切りが甘いな、おれ。
一時間半とはいえ、乗れてよかった。
そうでなければ、明日、四度、岩井をやりかねないところだった4。