2017年7月3日月曜日

2017年7月1日(土):岩井:薄曇り

* Sail:ZONE 4.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 255

* Sail:ZONE 4.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260 Fin:9.5inch

No 時刻 時間 帆走距離 最高速 平均時速 P%
1R 12:57-13:21 23分 2.3km 33.05km/h 5.87km/h 13.89
2R 13:42-14:07 24分 2.1km 23.73km/h 5.01km/h 1.31

total 48分 4.4km 5.4km/h

 ついに梅雨明け一週間の吹き吹きシーズン到来か。
 WINDFINDERを見ていると、そんな感じだった。
 けれど朝、家をでるときは雨。岩井へ向かう途中もぱらぱらと降っていたけれど、富津あたりで晴れた。昼すぎに到着した岩井では南西が入り、けっこうな数のセイルがすでに出ていた。
 どうも感覚が本栖湖に馴れているので一瞬、戸惑う。
 ビーチに置かれているセイルをのぞくと5点台。4もいる。ばたばたと4.0のセイルに換えている人がちらほら。うーむ。
 260のボードを出そうとして考え直して255。セイルは4.7をチョイス。オーバーかもしれん。駐車場の木々を揺らす風の感じからは上がってきている。聞こえてくる話からもきつそうだ。
 道具を抱えて波打ち際で思った。
 うわあ、4.01だった。
 オーバー。一本出てみてセイルを換えよう。そもそも乗れるか?
 波に弾き飛ばされてオーバーセイルでノーズが海面に刺さって沈。
 アウトにでる。……あれ? 風が……。沈。ウォーターするも膝まで板が沈んで走り出さず。風が弱い。沈。それを数度くりかえす。ボードを260にしとけば、よかった……。
 なんとか、岸へもどり、もう一度、ゲッティングアウト。
 アウトで風がなくなる。また、沈。今度はウォーターもできないほど、風がない。岩井ってもしかしたらアウトでは風が弱いのか。最終的に流されて岸へ漂着。ひさしぶりに道具を担いで砂浜を延々と歩く。
 見ると、けっこうみんな、走ってない。
 でるときのあの一瞬だけだったのか、どん吹いていたのは。
 板を260に換えて再出艇。ノンプレ。さすがに浮力があるのですこし風下の岸にもどるぐらいはできた。
 空を見ると、前線の雲が北にあった。

 近づいてきている。その下の海面は真っ黒。撤収をはじめたウィンドサーファーを尻目に待つ。雲が頭上を通過。黒い海面は騙しだった。それでもあきらめきれず、風を待つ。やがて風向きが完全にかわる。
 ほとんど最後になりつつ、撤収していると雨が降りはじめた。
 悲惨すぎて語るべき言葉がない。
 泣ける。

 もっと早く来ていれば、すこしは乗れたか。
 本栖湖に馴れすぎていた。

Footnotes:

1

正確には4.2だが。