2015年3月25日水曜日

ロバート・L.スティーヴンソン「ジキルとハイド」

 ロバート・L.スティーヴンソン「ジキルとハイド」

 冒頭に既読感があってあれ、と思っていたのだけれど、子どものころ、学研の「科学と学習」あたりでマンガ化されたものか、子供向けのダイジェスト版を読んだのだろう。非常におもしろく、一気に読み終えた。
 まぁ、短いというのもあるけれど。
 よくできていて感心しきり。ただの二重人格の話ではなかった。ストーリーがたくみでうまく、前半を駆動するジキル氏の遺言のことなどはじめて知った(ダイジェスト版ではカットされていたのだろうな)。