2009年4月6日月曜日

懸賞について検討してみた

週刊誌がどのくらいあるのか、コンビニへ行って調べてみた。あるある。「週刊ポスト」「週刊現代」「週刊新潮」「週刊文春」「週刊大衆」「週刊読売」「実話時代」「サンデー毎日」「アサヒ芸能」他、マンガ週刊誌多数……。
 これらにはアンケートをかねた読者プレゼントコーナーがたいがい、存在する。おひとり様1万5千円、10名にプレゼント――という感じである。週刊誌だから月4回応募可能だ。週刊誌を購入するのは現実的ではないので図書館の雑誌を利用するとして、これで現金収入を得ることができるだろうか。
 三ヶ月に一回、当選するとして10誌の場合、月3万ぐらいになるかな?
 いろいろと見ていたら「週刊文春」に応募数が載っていた。
 ――3725。
 当選人数は10人だから当たる確率はえーと、10÷3725×100か……うーんと、0.268%か。えっ? 500回応募して1回当選する確率ということかよ。まてまて。賞金は1万円だ。それなら期待値はプラスじゃないか?
 計算してみよう。0.00268×10000と……26.8円。仮に賞金が1万5千円だとしたら40.2円、ということか。んー、一応、期待値はプラスか?
 いや、ちがうぞ。
 応募にはコストがかかる。葉書代っていくらだ? 50円か?
 そうすると、赤字じゃないかよ……。
 もちろんクイズになっているのだから応募数よりも正解者数は小さいはずだ――でもな、よくよく考えてみると、クイズの答えがわかったからこそ応募するものだろう。そうすると、応募数と正解者数はほぼ同じになるはずだ。
 じゃ、やっぱり期待値はマイナスと26.8−50=−23.2円になる。
 一回、応募するごとに23円、お金を損するという計算か……。
 まるでだめじゃないか。