Emacsをbrew upgradeしたら状態がぐしゃぐしゃになった。
前回brew-caskからinstallしたので、uninstallしたら、なぜか、brew-coreからinstallした、と勘違いしている。なので強引にreinstallした。
が、Cocoaで立ち上がらない。
過去の記事を読んで思い出した。そうだ。なぜか、知らないけれど、configureのオプションが「–without-ns」になっていたのだった。それでcaskを利用したのだけど。オプションをいくつかコントロールしたいこともあって自前でbuildするか、と。
インテルチップはバイナリ提供をしていないようで、compileしなおしていた。それならどこかにsourceを展開しているはずなので、手動でbuildしなおそうか、と考えたのだ。
ところがそれが見当たらない。
brew installからオプションを渡す方法はあいかわらず、パージされたままだ。
bottleを直接、いじってみたらbuildが途中で失敗する。
どこかに代替手段がありそうなもんなんだがなぁ。
man brewをつらつら読んでいて気づいた。
-i, --interactive Download and patch formula, then open a shell. This allows the user to run ./configure --help and otherwise determine how to turn the software package into a Homebrew package.
なるものがあるじゃないか。
brew reinstall -i emacs
で、インタラクティブモードから手動でbuildできるようになっているらしい。
./configure --enable-locallisppath=/usr/local/share/emacs/site-lisp --infodir=/usr/local/Cellar/emacs/27.1/share/info/emacs --prefix=/usr/local/Cellar/emacs/27.1 --with-ns
exitしたら実際に反映されるらしいのだが。
おかしい。
あいかわらず、「without-ns」のままだ。Cocoaで立ち上がらない。
ログを見るかぎりEmacs.appをつくっているようにも見える。しかし、そんなものどこにも見当たらないぞ。試行錯誤して調べてみると、exitした瞬間に消えてしまっている。
なので、buildしてインタラクティブモードを抜ける前に~/Applications/にコピーした。
そちらのEmacs.appはちゃんと、「–with-ns」になった。
system-configuration-options is a variable defined in ‘C source code’. Its value is "--enable-locallisppath=/usr/local/share/emacs/site-lisp --infodir=/usr/local/Cellar/emacs/27.1/share/info/emacs --prefix=/usr/local/Cellar/emacs/27.1 --with-ns" Documentation: String containing the configuration options Emacs was built with. [back]
/usr/local/Cellar/emacs/27.1/bin/emacsは
system-configuration-options is a variable defined in ‘C source code’. Its value is "--disable-silent-rules --enable-locallisppath=/usr/local/share/emacs/site-lisp --infodir=/usr/local/Cellar/emacs/27.1/share/info/emacs --prefix=/usr/local/Cellar/emacs/27.1 --with-gnutls --without-x --with-xml2 --without-dbus --with-modules --without-ns --without-imagemagick" Documentation: String containing the configuration options Emacs was built with.
なのだが。