Beelink S1やRaspberry PiへはMacのターミナルからsshで接続している。
フォントも好みのものにしているし、基本的には満足なのだけど、二点ほど気に入らないところがある。commandキーをmetaキーに割り当てられないのだ1。AquaEmacsではcommandキーをmetaキーにしているし、キーの配置的にやはりmetaキーはcommandキーのところであって欲しい。
なのでひんぱんに使うmeta + pを押すたび、印刷のダイヤログが立ち上がってしまう。何をやっておるのか。
もうひとつはクリップボードの共有ができないということ。
そこで「ssh -Y」
Beelink S1で動かしたEmacsをMacBook AirのXQuartz2に表示して使おうというのだ。
Ubuntuのときはこの手が使えなかった。なぜか、「ssh -Y」が効かなかった。しかし、FreeBSDではできたはず——なのに、どうしてか、「ssh -Y ほげほげ emacs」でエラーになる。xauthがなんとかかんとか。
うーむ。
manをあさったり、ググったり。
不思議なことにFreeBSDならいろいろいじる気になる。なぜだろう。Ubuntuではそこまでやる気になれなかった。調べた結果——わからない。ちゃんと設定しているように見える。
ふと、/etc/sshd.confのmanを見ていてXauthの設定があることに気づいた。
そういえば、エラーメッセージにもxauthなんとか、とでていたな。
そもそもxauthはインストールされているのか?
されてなかった。
そういうオチかい!
sudo pkg install xauth
そういうオチだった。
いれたら動くようになった。
これでクリップボードも共有できるし、commandキーをmetaキーとしても使える。なんだ、xauthをいれてやれば、よかったのか。Ubuntuもそうだったのかな? Ubuntuは今や動かないけれど、RaspberryPiを調べてみると——あれ? xauthは入っている。
しかも昔、RaspberryPiは「ssh -Y」が使えていた。
それなのに今は使えない。
xauthのエラーメッセージがでる。
うーむ、謎だ。