2013年4月17日水曜日

2013年4月16日(火):本栖湖FUNビーチ:晴れ



* Sail:CORE 5.3(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260

 昨年の秋口ぐらいから左肩が上がらなくなってしまった。五十肩である。腕組みもできないほどで、Tシャツを脱ぐこともままならなかった。こりゃあ、ウィンド人生もついにリタイヤか――そう思っていたのだが、あたたかくなってきたらだいぶん可動するようになった。まだ、かなり不自由だが。
 問題はウォータースタートできるかということだ。
 試してみなければ、ならない。
 さいわい16日には高気圧が張り出し、本栖湖はまちがいなく吹く。今年初のウィンドだが、吹くといいな。吹いてくれよ――と思っていたら吹きすぎた。
 到着した本栖湖の湖面は真っ白だった。
 その上、水温は低く足をつけた瞬間、もう耐え切れるものではなかった。去年までは耐え切れたのに。気力体力知力視力が落ちているだけのことはある。セミドライも名ばかりの状態だ。保温力はほとんどウェットスーツ並。
 沈するとあまりの冷温に血管が縮むのか、血圧があがり、心臓がバクついた。
 こりゃあ、いつか、心臓麻痺を起こすな。
 風はアウトでは5.3でも完全にオーバーだった。
 水が暖かいのならもうすこし、乗る気になるのだが――両足の筋肉が寒さのあまり痙攣しはじめた。しかもインまで完全にオーバーになってしまった。フィンまで抜けてすっ飛ぶ。気力は完全に潰えてしまった。体力的にはあと一時間ぐらい乗れるような気がしなくもなかったが。
 いちおうウォータースタートできることは確認できた。
 ところがセミドライを脱ぐことが結構、高い壁だった。このまま、セミドライ姿で帰るしか、ないか、とあきらめかけたぞ、まったく。

2013年4月16日本栖湖 at EveryTrail
 それにしてもGPSの記録で100km/hオーバーになっているのは何だ。60km/hもちらほら。いくらオーバーブローの世界だったとはいえ、ありえないだろう。――やはりiPhoneのGPSだとだめかもしれない。ジャイロセンサーが内蔵されているので、そのせいかもしれない。やはりガーミンを買うべきかなぁ。


 後日、「WindGPSrepo」という、ウインドサーフィンのGPSログ解析を見つけたのでそれで解析してみると、最高速は45.2km/hでこれは妥当。どうやらGPSのログがおかしいのではなくて、EveryTrailの解析側がおかしいのかもしれない。いやぁ、でもこの解析ソフトいいわー。ジャイブとか、解析できる。


 追記:どうも100km/hオーバーのデータはやはり存在するらしい。vikingというソフトをつかってみたところ。WindGPSrepoが丸め処理をしてくれてたのかなぁ。