2012年6月7日木曜日
Apple TV
買い替えたTV――東芝REGZA――でもインターネットに接続することはできたのだが、問題はLANケーブルだった。ルーターからの距離は十メートルではすまないだろう。どうして無線LAN対応じゃないんだ?
で、Apple TVを買おうと考えた。
TVをまた、買い替えるということではない。Apple TVはREGZAに接続して使用する。
元々、アーリーアダプタという性向ではないのだけれど、以前からApple TVは気になっていた。もっとも何度、Appleのサイトで説明を読んでも機能についてはピンとはこなかったのだが。おもしろそうなんだけど、必要かなぁ、と。魅力をあまり感じなかった。
映画を観るにしてもiPadで十分じゃないか。
そう考えていたわけだ。
ところが。
ところがである。YouTubeの動画――「RAIL TO RAIL - The Movie - HD 720 & 1080」――をTVで表示したとたん、感動した。すげえ。以前、Mac miniでテレビに表示したときはいまいち、という感じだったのだが、今回はまったく別種の体験だった。驚いた。もちろんハイビジョン、ということもあるのだろうが、動画はやはり大画面の方が映える、という当たり前のことに気づかされた。とくにiPhoneとの組み合わせは感動ものだった。
YouTubeを流すには二種類の方法がある。
1. Apple TV内蔵のアプリを使用する
2. iPhone(iPad)のYouTubeアプリからAirPlay機能を使用してApple TVへ流す
どちらで観ても問題はないのだが、2.が凄いのはほかのiPadの動画アプリからもApple TVへ流すことができるということだ。たとえば、Gyaoからでも可能だ。さっそく「ヨルムンガンド 第7話 African Golden Butterfiles phase.2」を観た。いやぁ、バルメ、かっこいいねぇ。
つまりだ。iPadでインターネットをがしがしやって気にいった動画をひょいと大画面で鑑賞したりできるのだ。
それだけのことなのだが、この体験の落差はけっこう大きい。
実際には使用していないので想像なのだが、REGZAでのインターネット接続はリモコンでの操作なのでけっこうストレスを感じると思うのだ。実際、Apple TVでもリモコンだけの操作はストレスだ。とくに文字入力。しかし、ホームシェアリング機能を使えば、iPhone(iPad)がApple TVのリモコンとして使用できる。Apple TV内蔵のYouTubeを使うと検索文字列の入力もiPhone(iPad)をリモコンにすれば、楽勝だ。
無線LANの速度がネックになるかもしれない、と思っていたが、それも問題なかった。すばらしい。
今、不満を感じるのはスピーカのパワー不足だ。
外付けのスピーカをつけたら音楽を聞くのにもApple TVを使ってしまうだろう。