2012年6月27日水曜日
2012年6月27日(水):本栖湖FUNビーチ:晴れ
* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260
さすがに今日は吹くだろう。
本栖湖FUNビーチに着いたときにはまだ、東の微風だったけれど。あまりいいパターンではないが、天候は晴れ。これはいい兆候だ。案の定、車内に積んでいる寝袋や布団を外にだして干していると、レギュラーの風向きになった。
ただ、なかなか吹き上がらない。
正午近くになって上がりそうな雰囲気になったので道具をセッティングした。平日だというのに本栖湖に集まったセイラーは十人、近かった。髪が白い人が多いのはたぶん定年退職した人たちだからだろう。
風は上がり切ったとはいえなかったが、とりあえず出艇した。
ブローはあるのだが、なかなかプレーニングできない。出艇した直後ぐらいに一本、スタボーでプレーニングしたきり、延々とボードをずるずるとひきずりながら湖面を右往左往した。
ビーチにもどるたびにダウンを緩めたり、ハーネスのポジションをかえたり、とセイルのセッティングをいじる。しかし、風が足りないから、とダウンとアウトを緩めたのは失敗だったようだ。ダウンを緩めると、たしかにリーチがしまり、風は溜まるようになったのだが、結果としてセイルが重くなってしまっただけだった。風が流れないためか、むしろ走らなくなった。現代のセイルはサーファー艇やコースレースボードとはちがうのだろう。
セッティングをいじりすぎて何が良いのか、わからなくなる。
それでも何本か、プレーニングし、ジャイブもした。
ジャイブはあきらかに6.7のときよりも成功している。身体がなれてきたのもあるのだろうが、6.7のときはセイルに振り回されていただけのようだ。一度――スタボーからのジャイブで前足のフットストップが抜けなくて、逆サイドのフットポジションでセイル返しに成功したぐらいだから、セイルは5.7の方があつかいやすかった。
休憩中にビーチで置いた道具を見ていて、かつて本栖湖に来ていたころにはこんなところに道具は置けなかったことを思い出した。
昔は競艇練習場があってFUNビーチのごく一部しか、使用できなかったのだ。湖面も競艇のボードが走り回るため、風下のエリアはつかえなかった。
進入禁止といわんばかりにビーチにフロートの分離帯も設置されていた。
考えてみると、そのころはもっと風上の狭いエリアでセーリングするしかなかったが、しかし、そのせいで風はあったような気がする。
それで後半戦は風上のエリアでウィンドすることにした。GPSロガーがわりにしているiPhoneの電池が切れてしまったが――風上のエリアでブローをつかみながら何度か、プレーニングした。スタボーばかりだったけれど。
そろそろ疲れたのであがろうか、と思ったとき、うまく乗れてなかったポート側でいきなりプレーニングした。オーバーブローだった。前の飛ばされそうなるところを耐えたまではよかったが、すぐにフィンが抜け、風下へ爆走。そのまま、FUNビーチへ到着して浜にあがった。まるで計算通りという顔をして。
湖をふりかえると、ブローが連続ではいり、他のセイラーたちが音を響かせてプレーニングして走り回りはじめていた。
夕方のひと吹きタイムだった。
しかし、こちらは気持ちはすっかり切れてしまっていたので二本ほど乗ってあがった。明日も吹くだろう、と考えて。
12:03-13:07
2012年6月27日 本栖湖 1R at EveryTrail
13:19-14:25
2012年6月27日 本栖湖 2R at EveryTrail
14:34-14:50
2012年6月27日 本栖湖 3R at EveryTrail