Peter Seibel「Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求」
スーパーハッカーのインタビュー集なのだけれど、三、四人ぐらいしか、知らんかった。ケン・トンプソンとか、クヌースとか、ガイ・スティールとか——インタビューされた人のほとんどがエディタとしてEmacsを使っているようなのは、これはきっとインタビュアー(作者)の人脈のバイアスだろうなぁ。作者はLispハッカーらしいので。
同じくらいの年代のスーパーハッカーが昔よりも衰えたことを認めているのを見ると、ただのプログラマーの自分などは推して知るべしというところだろうか。
本の内容には関係ないのだけれど、たぶんこの本を読んだ影響で、ある「気づき」があってすこしうれしかった。