結城浩「暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス」
ずいぶん昔のこと——はじめて公開鍵暗号のことを知ったときはすげー、と感動したものだった。目からウロコだった。こんなんありか、と。そのころはまだ、ネットで買い物をするなんてとんでもないと思っていたころで、クレジットカードの番号を入力するなんてとてもじゃないが、やる気はしなかった。 それがいまや、Amazonに依存しまくりだ。 今回は言葉だけ知っていたDiffie-Hellman鍵交換がようやく腑に落ちて鼻の穴がひろがった。すごいな、人間。