また、やってしまった。
ひさしぶりにThinkPadのFreeBSDの/etc/fstabをいじって——bootできなくしてしまった。shellに落ちる。ところが、/etc/fstabを元にもどそうと思ってもディスクがread-onlyでmountされているので、/etc/fstabを修正することができない。
頭を抱えこむ。
今までにも何度も似たようなことをやっていて、そのたびに、ディスクを筐体の中から取り出してほかのマシンにつないで事なきを得ていたのだが——。また、同じことをやらなければ、ならないのか、とちょっと自分に嫌になってしまった。しかもすぐにUFSでマウントできるようなマシンがない……。
まいったな。
ふと気づく。もしかしたら何か手があるんじゃないか。
グーグル先生におうかがいをたててread-onlyのディスクをremountして書きこみ可能にできるらしいことを知る。
mount -o remount ,rw /
ところがこれでうまくいかなかった。optionにremountなんてない、といわれる。たしかにグーグル先生が教えてくれたのはLinux環境のものだった。同じだろうと思ったのだが、たしかに「man mount」で調べてみても「remount」なんてoptionはない。
——FreeBSDではできないのか……。
半分、絶望して検索ワードにFreeBSDを追加してようやく正解が判明。
mount -o rw /
だった。