2014年7月31日木曜日

2014年7月29日(火):本栖湖FUNビーチ:晴れ

* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260

時刻帆走時間帆走距離最高速平均時速
13:24-13:4319分19km41.18.5
13:46-14:0518分18km43.27.2
14:18-14:279分9km47.96.5
14:28-14:4719分19km37.96.9
14:49-14:567分7km25.54.4
15:04-15:2723分23km39.110.7
15:33-15:4612分12km42.610.3
16:01-16:3735分35km43.39.4
16:47-16:514分4km43.315.5
16:59-17:045分5km38.812.5
17:10-17:166分6km40.018.1
17:19-17:200分0km14.05.8

 11時に到着したときにはすでに南が入っていて湖面にはフローラインが見えた。
 しかし、まだだれも出艇していない。どこかのフリートが合宿しているようなのだが——そうこうしているうちに、人がさらに集まってきた。
 面識はないが、石丸謙二郎さんとか。
 日向にセッティングしてあるセイルが熱膨張でデスマストする小気味よい音が響く。
 さすが夏の本栖湖——油断ならない。
 吹き上がりそうで吹き上がらないところも夏の本栖湖だった。気もそぞろで落ち着いてウェイティングしていられなかった。我慢に我慢を重ね——普段ならもう出艇してしまっているところをさらに待ち、そろそろか、と準備したら十数艇のウィンドがごっそり湖面に出ていた。
 晴れてはいるが、雲がかかっているらしく、薄曇りぎみだった。
 若干、風も東に振れている。
 出艇してみると、夏らしく、微妙な風。しかも沖合いで風が止まると、東に極端に風が振れる。風が止まる前兆かも、と戦々恐々としていた。それでも最初の一本目のポートでジャイブに成功し、今日の気分はプラス。
 ぷかぷかと湖面に浮かんですごし、14時20分ごろ、ラッキーブローに遭遇した。
 きれいにつづくブローでひさしぶりにセイルのリーチがばたついた。しかも水面にギャップもなく、きれいな平水面だった。速い。一瞬、下らせてさらに加速しようか、と思ったが、止めた。
 それでもこれは今までの最高速が出た、と確信した(47.98km/h)。
 案外、乗れるもんだなぁ、夏でも。
 自分で感心した。

 ところがそうではなかった。
 3時を回り、雲が晴れてピーカンになったとたん、すっかり乗れなくなってしまった。
 風は上がったのだが、生暖かく、そのせいで風が軽い——そんな感じだった。うまくプレーニングできない。暖かいのは下界の熱が運ばれてきているためだろう。水もぬるま湯のようになっていた。
 しばらく苦しんでいるうちに、風速が増したのだろう。
 スタボーはわりとプレーニングできるようになったのだが、しかし、上りを取れず、ポートもきちんとプレーニングできないため、魔のトライアングルにはまってしまう。何度も何度もボートを引いて風上に歩く。
 一本、行っては風下に着岸するというていたらくであった。
 そんなことをくりかえしているうちにふと、気づく。
 ——あれ? スケグ、まちがってね?
 うっかりと、普段、使っているフィンではなく、ひとつ下のサイズのフィンを使っていた。これかっ! このせいかっ!
 道理で上りが取れないわけだ。久方ぶりにスピンアウトしたわけだ。元々、スピンアウトしまくるのでひとサイズ大きめのフィンを購入したという経緯がある。
 納得していつものフィンに換えた。
 それでアウトにでた。戻ってきた。風下に着岸した……。
 ——原因はフィンじゃなかったの?

 何がショックだったか、といえば、フィンを換えたとたん、水が粘るように感じたことだ。それだけ抵抗になっているということじゃないか。いつもなら40km/hをこえることすらめずらしいのに、今日は何度か、こえているのはそのせいかもしれない。
 結局、ブームの高さを変えたことによってすこし状況はましになったが——結局、最後まで風下に着岸しつづけた。
 風はまだ、吹いているし、コンディション的にも充分だった。
 山の陰にはいったのに、風が暖かいため、すこしも寒くなかった。水温も高い。まだ、乗れる——しかし。
 もうこちらがガス欠寸前だった。

2014年7月15日火曜日

Photo管理(shotwell)

 そろそろ写真を吸い出しておかなければなぁ。
 そう思っていた。
 このままだと、きっとiPhoneをぶっ壊して1000件以上のデータをぱあにしてしまうにちがいない。猫のいる生活なので写真が激増している。しかしなぁ、メインマシンは古いThinkPadだし、OSはFreeBSDだ。適当なアプリがあるかどうかわからない。
 しかたない。昔、使ってみて気に入らなかったF-SPOTをインストールするか。
 ——なくなっていた。
 FreeBSD10のパッケージからなくなっていた。
 しかたないのでPicasaをwine上で動くようにした。以前、問題だったファイル数の上限はなくなっているようだったけれど、どうも気に入らない。しかもGoogleMapにアクセスするような動きをすると固まってしまう。
 うーん。
 pkgをいろいろと探してshotwellというphoto managementソフトを見つけた。
 バージョンが、「0.18.0」だが——これがけっこう、使えるという感触だった。さすがにiPhoneから直接、写真を取り込むことはできないようだが——どこかにプラグインがあるかもしれないが。
 iPhoneのデータも吸い出し、shotwellにいれた。
 手持ちのデータをすべて。
 最古は2004年12月11日。
 最新が2014年7月10日。
 約10年分——4193枚の写真があった。

Description :
Shotwell is an image organizer designed to provide personal photo management
for the GNOME desktop environment.

Shotwell can import photos and videos from a digital camera directly, group
photos and videos automatically by date, and supports tagging. Its image
editing features allow users to straighten, crop, eliminate red eye, and
adjust levels and color balance. It also features an auto "enhance" option
that will attempt to guess appropriate levels for the image.

Shotwell allows users to publish their images and videos to Facebook, Flickr,
Picasa Web Albums, Piwigo, and YouTube.

WWW: http://www.yorba.org/shotwell/

2014年7月11日金曜日

あれ、FreeBSDからmount_ntfsが

 WindowsXPのディスクをmountしようとしてあれ? と思った。
 mount_ntfsがなくなっている。
 ——いつからだ?
 FreeBSD 9のころにはあったはずだが。
 しかたないのでfusefsシリーズの中にあるntfsを使うことにした。もしかしたらそちらに移行しろということかもしれない。9のころにインストールしていたので、10にバージョンアップしたときに自動的にバージョンアップされているはず。
 ところがうまく動かなかった。
 カーネルモジュールがうまくロードできない。
 /etc/rc.confで記述されている「fusefs_enable="YES"」がエラーになってしまう。というか、fusefs-kmodがpkgから消えている。しかたなく、最新版をインストールするため、古いものをpkg deleteしてportsからmake installしたらこちらもエラーになってしまい、インストールできず。
 あれえ?
 世の中はだれもntfsのmountを必要としないのか。
 いろいろ調べてみてようやくわかった。カーネルモジュールのロードのやり方が変更になったらしい(本来のFreeBSDのやり方になっていた。/boot/loader.confに「fuse_load="YES"」を追加)。

The FreeBSD Forums • View topic - 10.0 RC3: fuse-ntfsfs not mounting

 どうやらFreeBSD10の途中でかわったらしい。

 それにしてもfusefsのシリーズをつらつら見ていたら、fusefs-ifuseというのを見つけた。「FUSE-based filesystem for mounting iOS devices over USB」——おおっ、これはiPhoneをmountできるんじゃないか。
 さっそくインストールして試してみた。
 試行錯誤の末、mountまでは何とか、できた。
 「mount」と打つと、たしかに認識していたのだが、mountしたデバイスの中身を見ることができない。エラーがでる。デバイスの準備ができてない、と。
 ああ、なんてことだ。とてもくやしいぞ。

2014年7月8日火曜日

バックアップ(pdumpfs):復旧

 また、ThinkPadが固まってしまった。
 強制的に電源断して再起動したのだが、固まる原因になったDropbox on wineが動かくなってしまった。というか、wine全体が動かない。
 あちゃー。
 けっこうwineの環境をつくりなおすのは面倒なんだよなぁ。
 頭を抱えていたら思い出した。
 pdumpfsでバックアップしているじゃないか。
 wineの環境は「~/.wine」の配下に展開されている。バックアップからもどしてやれば、動くんじゃね?
 単純に「cp -R」ではうまくいかなかった。パーミッションがらみでいろいろあるのだろう。「cp -Rp」でやりなおした結果、wine環境が復旧した。
 やはり転ばぬ先の杖。

2014年7月7日月曜日

続・CPU周波数制御(powerd)

CPU周波数制御(powerd)

 powerdをenableにしてしばらくバッテリー駆動で使ってみたのだが、やはりキーが粘るように感じる。とくに125MHzまで低下したときなど、キーの反応が鈍い。試してみたときはだいじょうぶだと思っていたのだが、やはりpowerdはdisnableにすべきなんだろうか?
 しかし、いつもフル周波数だと、筐体に熱がこもるし、省電力を考えるとなぁ(きっとバッテリーの保ちもちがう)。
 いろいろ考えてCPU周波数のミニマムを指定することにした。
 次のような感じ(/etc/rc.conf)。

powerd_enable="YES"
powerd_flags="-m 500"

 これでキー操作の初動が気にならない程度のレスポンスになった。

2014年7月4日金曜日

2014年7月2日(水):本栖湖FUNビーチ:晴れ(動画)

2014年7月2日(水):本栖湖FUNビーチ:晴れ分の動画。

アタッチ・ザ・マスト

 ポート側しか、撮れないのがネックですなぁ。

ヘッドマウント1


 ヘッドマウントをしているとどんな姿なのか、まだ、自分の目で見たことはないのだが、影でやや、わかる。

 このときはカメラが下に向きすぎだった。
 しかし、おかげで板が自覚しているよりも暴れていることが判明。いやぁ、チョップをひろいまくって跳ねてる跳ねまくってる。もうすこし下向きにしてみるのは微妙か?

ヘッドマウント2

 カメラを下へ向きすぎていたようなので仰角をとった。前方は映るが、迫力不足かも。とくにジャイブの映像があまりおもしろくない。カメラを腰につけてみるというのはどうだろう?

2014年7月3日木曜日

2014年7月2日(水):本栖湖FUNビーチ:晴れ

* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260

時刻帆走時間帆走距離最高速平均時速
11:39-11:5011分0.60km9.443.22
12:24-12:339分1.01km36.036.64
12:44-12:484分0.44km10.256.29
12:50-12:565分0.55km13.545.93
13:13-13:3522分2.27km14.506.14
14:03-14:2522分2.84km40.207.63
14:46-15:0134分6.72km39.8511.64
15:18-15:2810分2.44km41.6414.49
15:45-16:0015分2.15km41.548.51
16:15-16:204分1.50km42.0318.48
16:25-16:3510分2.41km42.2613.77

 もう今日はだめか、と思った。
 到着したときにはすでにレギュラーの風が吹きはじめていたし、よく晴れていて夏のような光景だった。これは期待できる。白波が見える一瞬もあるし。
 嬉々と出艇した。
 ところがブロー来たーっと思って出艇すると風はなく、風がねぇとビーチにあがると、湖面に白波が見える、という間の悪さ——というよりブローが短いので一手どうして遅れてしまう。もしかしたらはじめの方に一回プレーニングしただけで今日は終了になってしまうのか。腹をくくってずっと湖上にいてみたりしたが、だめだった。
 絶望した。やはり風なし君ではないか、と。

前半戦

 本格的に吹きはじめたのはそのあとのことだった。
 しかも元ドライスーツに着替えている最中。陽が翳ると、海パンとラッシュガードでは寒かったので着替えていたのだ。身体が濡れていたので身動きできなくなり、ふたたび、絶望した。出艇すると、まちがいなく吹いていた。
 前半戦のように沖のブローが上から降ってきて30度ぐらい風が振れるようなこともなかった。風向きも安定していた。ただ前半にあわせてセイルセッティングをゆるくしていたので、どこかずれているような感じだった。セイルが重い。それでもセッティングしなおす気になれず、乗りつづけた(ちょっと後悔している)。鬼ブローで裏風を何度もくらいそうになるし、最高速も伸びない感じだった。
 しかもセイルが前にもっていかれて、ジャイブもおかしくなってしまった。
 あれ? おれ、どうやってジャイブしてたっけ?
 風が安定して吹いているようなのでiPhoneで動画撮影を開始した。
 まずはオン・ザ・マスト。次にヘッドマウントを二本。四時をすぎて陽が山に翳ると、さらに吹いた。気温が下がったせいもあって風が重くなってパワフルだ。セッティングがずれているのを我慢して乗りつづける。
 ——だからセッティングをなおせよ、過去の自分。
 何しろジャイブ直後に一瞬、ハーネスをかけることができないほどだった。腕力がなくなっていることもあるけれど、セイルが重くて(ブームをすこし高くしていてハーネスがわずかに短い状態だった)。

本日、最ロングラン

四時前

四時以降の強風モード

 もうあがろうか、とビーチに向かっていると、なんとビーチそばにきれいにブローがはいっていた。最後に一本、と思ってジャイブで突っこんだ時、左前のフットストラップがぶち切れた。ものの見事に前転してしまった。
 それが本日の最高速を記録した瞬間だった。