2014年7月11日金曜日

あれ、FreeBSDからmount_ntfsが

 WindowsXPのディスクをmountしようとしてあれ? と思った。
 mount_ntfsがなくなっている。
 ——いつからだ?
 FreeBSD 9のころにはあったはずだが。
 しかたないのでfusefsシリーズの中にあるntfsを使うことにした。もしかしたらそちらに移行しろということかもしれない。9のころにインストールしていたので、10にバージョンアップしたときに自動的にバージョンアップされているはず。
 ところがうまく動かなかった。
 カーネルモジュールがうまくロードできない。
 /etc/rc.confで記述されている「fusefs_enable="YES"」がエラーになってしまう。というか、fusefs-kmodがpkgから消えている。しかたなく、最新版をインストールするため、古いものをpkg deleteしてportsからmake installしたらこちらもエラーになってしまい、インストールできず。
 あれえ?
 世の中はだれもntfsのmountを必要としないのか。
 いろいろ調べてみてようやくわかった。カーネルモジュールのロードのやり方が変更になったらしい(本来のFreeBSDのやり方になっていた。/boot/loader.confに「fuse_load="YES"」を追加)。

The FreeBSD Forums • View topic - 10.0 RC3: fuse-ntfsfs not mounting

 どうやらFreeBSD10の途中でかわったらしい。

 それにしてもfusefsのシリーズをつらつら見ていたら、fusefs-ifuseというのを見つけた。「FUSE-based filesystem for mounting iOS devices over USB」——おおっ、これはiPhoneをmountできるんじゃないか。
 さっそくインストールして試してみた。
 試行錯誤の末、mountまでは何とか、できた。
 「mount」と打つと、たしかに認識していたのだが、mountしたデバイスの中身を見ることができない。エラーがでる。デバイスの準備ができてない、と。
 ああ、なんてことだ。とてもくやしいぞ。