2014年7月3日木曜日

2014年7月2日(水):本栖湖FUNビーチ:晴れ

* Sail:CORE 5.7(NEIL PRYDE) Board:NG ACP 260

時刻帆走時間帆走距離最高速平均時速
11:39-11:5011分0.60km9.443.22
12:24-12:339分1.01km36.036.64
12:44-12:484分0.44km10.256.29
12:50-12:565分0.55km13.545.93
13:13-13:3522分2.27km14.506.14
14:03-14:2522分2.84km40.207.63
14:46-15:0134分6.72km39.8511.64
15:18-15:2810分2.44km41.6414.49
15:45-16:0015分2.15km41.548.51
16:15-16:204分1.50km42.0318.48
16:25-16:3510分2.41km42.2613.77

 もう今日はだめか、と思った。
 到着したときにはすでにレギュラーの風が吹きはじめていたし、よく晴れていて夏のような光景だった。これは期待できる。白波が見える一瞬もあるし。
 嬉々と出艇した。
 ところがブロー来たーっと思って出艇すると風はなく、風がねぇとビーチにあがると、湖面に白波が見える、という間の悪さ——というよりブローが短いので一手どうして遅れてしまう。もしかしたらはじめの方に一回プレーニングしただけで今日は終了になってしまうのか。腹をくくってずっと湖上にいてみたりしたが、だめだった。
 絶望した。やはり風なし君ではないか、と。

前半戦

 本格的に吹きはじめたのはそのあとのことだった。
 しかも元ドライスーツに着替えている最中。陽が翳ると、海パンとラッシュガードでは寒かったので着替えていたのだ。身体が濡れていたので身動きできなくなり、ふたたび、絶望した。出艇すると、まちがいなく吹いていた。
 前半戦のように沖のブローが上から降ってきて30度ぐらい風が振れるようなこともなかった。風向きも安定していた。ただ前半にあわせてセイルセッティングをゆるくしていたので、どこかずれているような感じだった。セイルが重い。それでもセッティングしなおす気になれず、乗りつづけた(ちょっと後悔している)。鬼ブローで裏風を何度もくらいそうになるし、最高速も伸びない感じだった。
 しかもセイルが前にもっていかれて、ジャイブもおかしくなってしまった。
 あれ? おれ、どうやってジャイブしてたっけ?
 風が安定して吹いているようなのでiPhoneで動画撮影を開始した。
 まずはオン・ザ・マスト。次にヘッドマウントを二本。四時をすぎて陽が山に翳ると、さらに吹いた。気温が下がったせいもあって風が重くなってパワフルだ。セッティングがずれているのを我慢して乗りつづける。
 ——だからセッティングをなおせよ、過去の自分。
 何しろジャイブ直後に一瞬、ハーネスをかけることができないほどだった。腕力がなくなっていることもあるけれど、セイルが重くて(ブームをすこし高くしていてハーネスがわずかに短い状態だった)。

本日、最ロングラン

四時前

四時以降の強風モード

 もうあがろうか、とビーチに向かっていると、なんとビーチそばにきれいにブローがはいっていた。最後に一本、と思ってジャイブで突っこんだ時、左前のフットストラップがぶち切れた。ものの見事に前転してしまった。
 それが本日の最高速を記録した瞬間だった。