大作として鳴り物入りで封切られたのにコケたという記憶だけがあってそれであまり期待せずに見始めたのだけれど、どうしてどうしてけっこうおもしろかった。80km/h以下にスピードを落とすと爆発するなんて「スピード」みたいじゃないか。案外、「スピード」の元ネタなのかもしれない。「暴走機関車」が元ネタだという話だったけれど。
犯人の造形の差が時代を感じさせて興味深かった。
北上秋彦「謀略軌道」も同様のアイデアで、こちらも非常におもしろかった。ただこちらの元ネタは山田正紀の「謀殺のチェスゲーム」だろうけど(オマージュ?)。