アンドリュー・V・マクラグレン監督「ワイルド・ギース」
リチャード・ハリス演じるレイファーが死ぬシーンには泣けた。 その印象が強く残っていて今回、再鑑賞したときにはえっ、と驚いてしまった。死に方がちがっていたからだ。すっかり記憶ちがいしていた。 だいたい最初に観たとき——公開時に観た——、おもしろいけど、けっこう薄っぺらいなぁ、と思っていたのだが。全然、そんなことはなく、むしろどちらかというと、重厚な話だった。あれ? まぁ、観たのは高校生だったしなぁ。 しかたないか。