リチャード・ハリス演じるレイファーが死ぬシーンには泣けた。
その印象が強く残っていて今回、再鑑賞したときにはえっ、と驚いてしまった。死に方がちがっていたからだ。すっかり記憶ちがいしていた。
だいたい最初に観たとき——公開時に観た——、おもしろいけど、けっこう薄っぺらいなぁ、と思っていたのだが。全然、そんなことはなく、むしろどちらかというと、重厚な話だった。あれ?
まぁ、観たのは高校生だったしなぁ。
しかたないか。
2013年7月30日火曜日
アンドリュー・V・マクラグレン監督「ワイルド・ギース」
2013年7月16日火曜日
2013年7月15日月曜日
伊藤計劃/円城塔「屍者の帝国」
伊藤計劃「The Indifference Engine」におさめられた「屍者の帝国」の遺稿の冒頭を読んだときには痺れた。まだ、未見のころだったが——今にして思えば、おそらく「SHERLOCK / シャーロック」のような味わいを期待していたのだろう。ワトソン、ヴァン・ヘルシング、フランケンシュタイン、etc……これだけ材料がそろっていて期待しない方がおかしかい。ところが遺稿を読み終えたときにはすこしばかり失望を覚えていた。アフガニスタン、Mの設定もいい——ところがいつもの伊藤計劃のスパイアクションものがはじまりそうだった。「虐殺器官」「ハーモニー」と読んで感じていたこと——むちゃくちゃおもしろいのに、何かしっくりこない……。好みとずれている、という思い。「ハーモニー」のラストなど、「それで?」と思わず、つぶやいてしまった。
だから——ある意味、故人には失礼かもしれないが——伊藤計劃の手で「屍者の帝国」が書かれなかったことは個人的には幸運だったかもしれない。伊藤計劃/円城塔「屍者の帝国」ではラストに涙ぐんでしまうほど、感動してしまったから。おそらく、このラストは伊藤計劃の手では書かれなかっただろうから。
2013年7月11日木曜日
「Optrix XD4」使用
「Optrix XD4」を使用した。
iPhone用の防水ハウジングである。ほとんど衝動買いだったのでほんとうに使えるか、不安だった。とりあえず、使えた。いや、けっこうというべきか。偶然にもジャイブシークエンスがわりときれいに撮れていたのだ。水面の抉れぐあいがベネ。
ハウジングは下記の写真のようにつけた。通常とは上下逆さまに。あとは矢印のように俯角を調整し、左右にもじゃっかん、動かした。
結果が次のジャイブ三発。
顔がケロロ軍曹みたいになっているとか、ゴリラに似ているとか、あるが、まぁ、個人的には満足。買ってよかった。
最初の二本と最後の一本の見え方が妙にちがっていることにお気づきだろうか。
レンズの俯角もじゃっかん、ちがうが、これは別のアプリで撮影したからだ。最初の二本はOptrixの純正のアプリ。最後のは、HITCASEのアプリだ。よくよく観るとわかるが、Optrixの方は広角レンズの補正がかかっているらしく、四隅がクリアだ。HITCASEの方は全体的に丸く歪んでいる。ただ、Optrixはソフトで補正しているせいか、動きが激しいとき、ブレが起きているようだ。実はOptrixの動画は上下逆さまになっていた(ハウジングは想定とは逆さまだったのである意味、これは正しい)。
たぶんHITCASEの方を中心に使うと思うけれど(スピードメーターもつくし)、こちらの方は長撮りに制限があるようで、10分でいったんセーブしているようだ。別ファイルになるのだが、つなぎの部分がすこしのあいだ、消えてしまう(キングクリムゾンのスタンド能力かw)。まぁ、バッテリーの保ちとかの問題もあるのでこまめに使用することになると思うが。
あと、Optrixの方はファイルのサイズのせいか、iPhoneから直接、吸い出せなかった。結局、Youtubeにアップロードしたのだが、それも失敗することが何度か。HITCASEの方は基本、問題なかった。
2013年7月10日水曜日
2013年7月9日(火):本栖湖FUNビーチ:晴れ
時刻 | 帆走時間 | 帆走距離 | 最高速 | 平均時速 |
---|---|---|---|---|
13:07-13:44 | 36分 | 6.46km | 45.55 | 10.70 |
13:58-14:33 | 35分 | 4.87km | 37.22 | 8.34 |
14:41-15:22 | 40分 | 8.44km | 51.35 | 12.42 |
15:29-15:37 | 8分 | 2.17km | 43.04 | 15.59 |
15:42-15:54 | 12分 | 1.90km | 44.55 | 9.03 |
思った通りiPhoneのバッテリーが空になった。
途中、警告がでたのでおもちゃを使うのをやめてGPSログだけにしたのだけれど。
それで乗りつづける気持ちがそがれた。ひさしぶりのウィンドサーフィンで足の裏やてのひらの皮がそろそろ、限界ということもあったけれど。
風はまだ十分、吹いていたし、明るかった。四時すぎだったと思う(iPhoneが動いてないので時間もわからなかった)。
平日だというのに十数艇が出艇していたし、浅野プロの姿もあった。
午前中は最初は東、のち、北風が吹いていてはずしたか、と思っていたのだが、幸い1時前に南で吹きだした。すっかり景色は夏の本栖湖で、風も夏の風だった。風速のわりに軽く、ブローも単発。
さすがに5.7ではちょっときつく、走り出しで下らせてそのまま、上りきれなくてけっこう風下に落ちてしまった。それでもいつもよりもジャイブした。
それにしてもOptrix XD4をつかって初の自画録りは……。
セイリング中、へんな顔をしているのには笑った。何をやってるの、おれ。。。とりあえず、まともそうな編集前のデータを一本。
2013年7月8日月曜日
ソーア・ハンソン「羽―進化が生みだした自然の奇跡」
2013年7月1日月曜日
小飼弾「「中卒」でもわかる科学入門 "+-×÷"で科学のウソは見抜ける!」
小飼弾「「中卒」でもわかる科学入門 "+-×÷"で科学のウソは見抜ける!」
次の一節に衝撃を受けた。
高速で高高度を移動するGPS衛星は、地上よりも時間の進み方が遅くなるのですが、この誤差を相対性理論に基づいて補正しないと、位置情報が何キロメートルもずれてしまって、カーナビは使い物にならなくなります。
知らなかった!