ドナ・ジャクソン・ナカザワ「免疫の反逆」 ビビった。
思わず過激なエコロジストになりかねないほどビビらされた。
蔓延する様々な化学物質。廃棄物。食品から摂取される添加物。それらと相関があると考えられる自己免疫疾患。それにしてもバセドー病、関節リウマチ、乾癬などが自己免疫疾患だとは知らなかった。すこしもうしわけない気持ちになったのは知り合いにそれらの病気にかかった人間がいるからだが、そんな(現在のところ)不治のものだったのか、と。
自分自身、あとちょっとの刺激で発症するのではないか、という怯えもある。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読んだときのような怖気ぶりだった。