2017年3月30日木曜日

FreeBSDでストライピング

 ThinkPadにお立ち台で外付けしているSSDが満杯になってしまった。128Gである。別にマイニングをしているわけではないのだが、Bitcoinを動かしていてそのデータが100Gを超えてしまったのだ。つい数年前は50Gで充分だったのに。あっという間にデータが増えた——世の中でけっこうBitcoinが使われているのだろう。
 所有しているBitcoinはほんとうに微々たるものなので、ま、いいか、と思っていた——そのためにハードディスクを買うのも何かちがうな、と。それで半年ほど放っておいたのだが、時々、思い出してはZFSが使えればなぁ、とは思っていた。
 というのもZFSでストライピングすれば、あまっているハードディスクを接続して(二台のハードディスクを)一台として使える。そうすれば、300Gほどのハードディスクになる。しかしThinkPadは32bitマシンで、ZFSを使うのはきつい。あきらめていた。すっかり忘れていたのだ。ZFSにしなくてもFreeBSDでハードディスクをストライピングできることを。
 それを唐突に思い出した。

 ——あっ。

 「倉庫番」みたいにハードディスクのデータをあちらこちらへ移動させて最終的に二台の160Gのハードディスクを用意した。その過程でBitcoinのデータは削除することになってしまったけれど。本末転倒である。しかし、Bitcoinのデータはネットからもう一度、落としなおすことができる。
 この二台をお立ち台でThinkPadにつないで300Gのハードディスクにしてしまおうというわけだ。けっこうはまるかな、と思っていたら「https://www.freebsd.org/doc/handbook/geom-striping.html」の通りにやったらあっさりできてしまった。つまらん。

$ df -h
Filesystem          Size    Used   Avail Capacity  Mounted on
/dev/ada0p2         115G     81G     25G    77%    /
devfs               1.0K    1.0K      0B   100%    /dev
procfs              4.0K    4.0K      0B   100%    /proc
/dev/stripe/st0a    289G    8.0K    266G     0%    /mnt
$

 300Gというのはのぞみすぎだったけれど。