ThinkPadにお立ち台で外付けしているSSDが満杯になってしまった。128Gである。別にマイニングをしているわけではないのだが、Bitcoinを動かしていてそのデータが100Gを超えてしまったのだ。つい数年前は50Gで充分だったのに。あっという間にデータが増えた——世の中でけっこうBitcoinが使われているのだろう。
所有しているBitcoinはほんとうに微々たるものなので、ま、いいか、と思っていた——そのためにハードディスクを買うのも何かちがうな、と。それで半年ほど放っておいたのだが、時々、思い出してはZFSが使えればなぁ、とは思っていた。
というのもZFSでストライピングすれば、あまっているハードディスクを接続して(二台のハードディスクを)一台として使える。そうすれば、300Gほどのハードディスクになる。しかしThinkPadは32bitマシンで、ZFSを使うのはきつい。あきらめていた。すっかり忘れていたのだ。ZFSにしなくてもFreeBSDでハードディスクをストライピングできることを。
それを唐突に思い出した。
——あっ。
「倉庫番」みたいにハードディスクのデータをあちらこちらへ移動させて最終的に二台の160Gのハードディスクを用意した。その過程でBitcoinのデータは削除することになってしまったけれど。本末転倒である。しかし、Bitcoinのデータはネットからもう一度、落としなおすことができる。
この二台をお立ち台でThinkPadにつないで300Gのハードディスクにしてしまおうというわけだ。けっこうはまるかな、と思っていたら「https://www.freebsd.org/doc/handbook/geom-striping.html」の通りにやったらあっさりできてしまった。つまらん。
$ df -h Filesystem Size Used Avail Capacity Mounted on /dev/ada0p2 115G 81G 25G 77% / devfs 1.0K 1.0K 0B 100% /dev procfs 4.0K 4.0K 0B 100% /proc /dev/stripe/st0a 289G 8.0K 266G 0% /mnt $
300Gというのはのぞみすぎだったけれど。