2016年6月3日金曜日

NFSの自動マウント(FreeBSD)

 VitrualBoxでFreeBSDを使っていてMacBookAirのフォルダをmountしたくなることがたびたび、ある。VirtualBoxのSharedfoldersはFreeBSDでは動かないみたいだし、だいたい今はXを立ち上げていない。
 というわけでMacBookAirでnfsdを立ち上げてFreeBSDで「mount -t nfs」とか、やっていた。これがけっこう面倒くさかった。「sudo」を使わなくてはならないし。「/etc/fstab」に設定してもbootのタイミングのせいなのか、うまくmountされなかった。

 FreeBSDはNFSにたいして「amd による自動マウント」できるのだけど、使ってみたけれど、いまいちだった。自動マウントされずに空っぽのフォルダになっていたりしていて。で、あきらめていたのだけれど——「FreeBSD 10.1-RELEASEからFreeBSDにはオートマウントメカニズムが搭載」されたらしい。
 さっそく設定した。

「/boot/loader.conf」に

autofs_load="YES"

を追加。

「/etc/rc.conf」に

autofs_enable="YES"

を追加。

「/etc/fstab」に

XXX:XXX  XXX nfs rw,noauto  0 0

を追加(「noauto」でboot時、mountされない)。

「/etc/auto_master」に

/-  -noauto

を追加。

 うごくうごくw1
 「amd」とちがって指定したフォルダにmountできるのはいい。2

 しかも設定次第でUSBにたいしてもオートマウントできるらしい。
 今までもデスクトップ環境があれば、やってくれていたけれど、素のFreeBSDでできるようになったのはいい。使う機会はないと思うけど3

Footnotes:

1

mountされなかった場合はMacBookAirのnfsdをrestartさせれば、問題なかった。「nfsd restart」(sudoを使う必要あり)

2

ホームフォルダの真下とかにマウントしているから。

3

MacBookAirでマウントできるから。